あらえびすブログ

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神戸サラシャンティ、清水さんのblog通信転載します

☆★ シャンティ・メール 8月10日 ☆★

ほりえもんは今年に入ってトライアスロンレースに
2回出場して、やるじゃんか、と注目していました。

それがなんと、この8月23日デンマークで開催される
アイアンマン鉄人レース(S4k、B181k、R42.195k)
に挑戦するのです。

刑務所に入って30キロも痩せるほどトレーニングをして
鍛えた体になり、出所後はどうすかな、と思っていたら、
トライアスロンに挑戦を始めました。

もう、刑務所入りも計算づくですね。

このプラス思考はお見事です。

彼のメルマガを読んでいると、仕事で忙しく全国を
飛び回っているのですが、毎日高級料亭に入って
贅沢な料理を食べ、酒を浴びるほど飲んでいます。

肉もバンバン食べてますね。切れ痔にならないか心配ですが
野菜もしっかり食べれば大丈夫。

腸内体温が高くて消化力が高いのかもしれない。

しかし、お見事にも週に何日か1時間ほど走ったり
泳いだりしているのです。

自転車の練習はいつしているのか、多分ジムに行って
自転車漕ぎをしているのかな?

たいしたトレーニングじゃないのに、3年前からレースに出始め、
きっちりと短いレースに出て、着実に経験を積んできました。

今回一気に鉄人レースに挑戦ですから、ビックリ。

彼のような多忙な都会人が、自然体で挑戦する姿を
トライアスロン協会はなぜ宣伝に使わないのかな?

トライアスロンがこうした自然体で取り組む事で
盛んになることは嬉しい事です。

ほりえもんは今年の春の近畿大学の卒業式でも
良いメッセージを送っています。

これまでレールの上を走って来た君たちよ、
これからは自分で生きるんだぞ、と。

このメッセージは大学生より中学に聞かせたい
と思いました。

ところで、今日は8月10日、もうすぐ終戦記念日ですね。

1947年の戦後生まれの私たちは、1950年後半から欧米で
広がった「Angry Young Men」の影響を受けました。

「Angry Young Men」は「怒れる若者たち」と訳されました。

イカレル=頭が可笑しくなったと云う風に訳したのは
なぜですかね。

そんな欧米で生まれたロックやジャズのように
この時代の音楽、映画、演劇の作品は
確かにイカレタ物のような扱いを受けていました。

あるいは反社会的な行動をする人はイカレタ人達と
思わせる意図が働いていたのでしょう。

こうした反抗的な文化に私の世代は影響を受けました。
アメリカの黄金時代の中から生まれた反抗的な若者文化。

それが実存主義哲学から東洋的宇宙観の影響を受けた
ビートニックやヒッピー、そしてビートルズやアメリカンポップ。

日本のおかげで目覚めた第3世界諸国では独立運動が盛んになり、
欧州の戦勝国植民地主義、人種差別などの残虐な歴史や
傲慢さに若者が怒りを現わした時代です。

キューバ革命が成功したのは1959年で、
カストロゲバラは第3世界諸国のヒーロー
になりました。

もちろんアメリカ同様に日本は彼らを狂人扱いしました。

世界各地での民族独立と解放の闘争の記事が新聞に溢れ。
特にベトナム戦争の悲惨さには怒りを覚えました。

そんなアメリカ文化一色の時代に18才の大学生になり、
なぜかアメリカを避けてメキシコへ行きたいと思いました。

メキシコでも反抗する若者文化に触れ、北米の実態を知り、
帰って来たのが1967年夏。

すでに学生運動が盛んになって来た頃で、他大学の学生たちと
意見を戦わせる機会に恵まれました。

この頃の学生運動は難しい社会主義用語や訳の分からない
言葉を使ったビラが多く、その通りにアジる国立の大学生
は洗脳されやすいアホが多いと思ったのでした。

反戦と平和なんて云うと、お前共産党か、なんて云われた時代です。

言葉の使い方で、お前は中核か、社学同か、民青かなんて決めつけました。

このお陰で僕はそんなバカな理論で行動を起こしたのではない
カストロゲバラの行動に惹かれたのでした。

学生運動には違った側面がありました。

戦後の工業化政策で、環境汚染が深刻で、海河川や
空気の汚染は最悪で、今の中国のようでした。

そうした問題意識で環境問題に取り組む学生も大勢いました。

そんな学生運動のおかげで、戦後の欧米型開発に危機感を
感じて、自然を大切する生き方を学びました。

その後、経済至上主義で物が溢れ、株や土地の高騰が続き、
バブルに浮かれて、まるで戦前の日本のように日ノ丸行進
した時代と同じ、マスコミの扇動がありJapan as No,1
と奢り高ぶりました。

しかし、流れが変わり冷戦が終わり、バブル崩壊し、
労働環境は下降線を辿って、不況が常態化しました。

しかし環境、原発、医療、教育、マスコミなどの利権構造
が温存され、だれも批判しない逼塞状態が続き、若者たちは
無力化し、政治に対しても無関心の状態が続きました。

あれほどの311の災害が起こっても何も変わらず、
原発推進憲法改正を薦める自民・公明が選挙で勝ち
安部首相は復活しました。

もうこのまま行くだろうなーなんて半ば諦めていたのに、
なんと若者が街頭で演説するのにiphoneを持って
登場して来たのです。

街頭演説にiphoneが役立つなんてスティーブ・ジョブズは考えたろうか?

若者たちはiphoneを左手に持ち、人間愛に溢れた心の底からの
叫び声を上げるのに、SEALDsを結成しました。

あの老人に不人気なiphoneが、時代を変えるツールになった。
http://www.sealds.com/

「SEALDsの活動に参加したら、就職に不利だよ」なんて
心配しないでください。

学生さん達は勇気を持ってこの活動に参加してください。

きっと社会に出て役立つ体験を多く得られる筈です。

これは私自身の体験から云っているのです。

私は大学在学中の6年間、就職のことなど一切考えず、
世界の問題に関心を持って、やりたい事を優先してました。

キューバ革命の支援をする団体を立ち上げ、
70年春にはキューバに行きました。

赤軍派のハイジャックの直後で、キューバ北朝鮮
同じくらい過激な国とされていた時期です。

警察に尾行され、警察が家に尋ねて来ても、
両親はなぜか平気でした。

灘警察の外事課の刑事に誘われ飲みに行き、泥酔いして
家に帰った事もあります。

卒業後3回転職しましたが、必ず転職先に警察官が
尋ねて来ました。

いつ何を聞かれても、すべて私の思っている事を
はっきり話しました。

こうして自分の信念を強化し、正しいと思った事を云い、
やりたい事をやり通す性格が社会に出ても役立ちました。

直観で瞬時におかしいと思った事はおかしいと云う
勇気を養い、行動出来るようになりました。

職場でも良いと思った事を遠慮なく提案し、
実行するので喜ばれる事が多かったのです。

会社で政治の話などして、鬱陶しく思われた事も
あったと思います。

とにかく、大きな世界観、歴史観、人生観を育てる絶好の機会。

そのチャンスを逃さないでください。

スマホを上手に使えるようになりましょう。
https://www.facebook.com/saspl21?fref=ts

デモで最高のパーフォーマンスを演じて下さい。

SNSyoutubefacebookの威力を生かして
新しい生き方教えてくれるSEALDsの若者たちは
正に今の時代のヒーローです。
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