アマゾンに生きる人[まんちゃん]
森の民を見てても異人とは感じない
なつかしい あー なつかしいなあと思うだけ
楽しかった 生かされてた 不安なんてなかった
南の島のフローネも好きだった ♪
在る そこにあるものがすべてで
それ以上はなかった ないからだ
長い間森に生きてきた記憶が
この身体に染み込んでいる
ご飯は手で食べるのがうまいんだよ
手で味わってそれから口で咀嚼する
その工程で身体は安心して分解して栄養となる
寿司もてなら餃子も手
乳首を箸でつまんだら怒られる
指から口だよね
今日一本歯下駄が届いた
懐かしさが身体ん中から溢れた
押し入れの奥を掃除した気分
身につけて即坂を走ったよ
仕事で木に登って夜は呑み屋で立ち呑みしたよ
椅子があるのにみんなつられて立ってたよ
僕を見るみんなが懐かしそうにしてた
僕が懐かしい気分だからだろう
なんのことはない
そりゃあそう この僕たちの身体の記憶を感じながら
古い記憶ほど懐かしさが溢れるのは当たり前
想い出のアルバムがまためくれたよ
ありがとう