あらえびすブログ

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マイナス六度の寒の戻りの後の晴天。大好きな北国の朝です。

春前の寒の戻りでマイナス六度が作る軽い雪、そして春を思わせる日差しの晴天、此のときは冬と春が混じり愛とにかく気持ちよいのです。

久々に家の周りを撮りました

妻は昨日の深夜便で、帰省出張かねての東京行き。

コンクリートと鉄それが生み出す、剥奪電位を体で感じていることでしょう。

三ヶ月もこのお山にいると、環境の平均値が身に付くのです。

それを昔は、神社仏閣の訪問で、平均値を取り戻す事もかねて参拝して、自分の住環境の異変を感じ取っていました。

けれども、富士山同様に一気に人がそこに入り込み神社仏閣さえも荒廃していきました。

お入らずの森をもう一度日本中に取り戻さないと、人は、環境の平均値を感じ取れなくなってしまうのです。

そのうち、PM2,5にもこんなもんだよって、なってしまう。

えーそれはないよと、仰られるでしょうが、慣れは怖い。

僕が小学生の頃の利尻礼文は今はない。

僕の父は小さな小さな近海の漁師の出ですが、父が子どもの頃の豊かな漁場は、僕の記憶とは更に隔たりがある。

そして東京に住んで約二十年、僕も空気が悪いとか、体が冷えやすいちか、免疫力が低いとか、様々に疑問符がありながら慣れてしまっていた。

伊豆でもそれほど、空気が旨いとか思わなかったし、この東根の町のなかでも思わない。

不思議だけれども、この部落の《入り1》と《入り2》があるのですが、その下の方の2でも何かがかけている。

そしてここのどん詰まりは、石名坂というのですが、ここに入った瞬間に、空気が変わるのです。

僕にとっても、ここに長く住み始めて平均値が確立されて来た山ちゃんも、やっぱり石名坂が良いとなる。

此れは、きっと人間の気持ちよい空気感の、ボーダラインなのかも知れない。

だからコミューンを作る為の基地になる、入り2の土地は、十字炭素埋設でどこまで良くなるかある意味楽しみである。

ちなみに《入り》とは、アイヌ語で水が湧き出る場所という、意味である。





そして旨い水とは、クラスターが揃っているからである。

クラスターが揃っていないと雑味を感じる。

その水の保湿が空気をを旨くする。

という事は石名坂は、クラスターが揃っているから、ホッとする感覚が下の土地とは微妙に違うのかも知れない。

黒伏山の水源地のしたに、御所山スキー場のに、棚田を配置して水をジックリ作り上げていくなら、即ちクラスターを揃えて行くなら、この辺一体の広大な場所が、全て気持ちの良い気に包まれる可能性がある。

僕はそれを、ゴールにしている。

そこは桃源郷であり不老不死というけっして死なないのではなく、命が巡る本来のいきる地の指標になっていくことで、きっと人間も野生も全てが合点な、環境の雛形を創れるものと信じているのです。