アウトローに徹する。アテルイの魂を引き継いだのだから。
此れは、中央政権に最後まで戦った地である。
それが今もどっしりとしたある意味の暗さと、そのなかに時代を越えていつの日か価値観が必ず持たなくなり、ひっくりがえる時に立ち上がれる準備をしている強かさを感じる場である。
そして、此れがアラエビスの所以である。
そしてそのバックボーンには、アテルイがドッシリと構えているのである。
出羽の国とはその事をさす。
そして江戸時代、イルミナテイー側に傾く中央政権、そしてそこに癒着して自然と共に生きる側からマネー市場グローバル化に魂を売ってしまった最上。
そして卑怯な方法で最上に抹殺された、アテルイの魂を引き継いでいた白鳥十朗長久。
彼が護ったモノ、それこそが今時代を越えてこの黒伏山の水に象徴される、蝦夷の生き方そのもである。
僕は間違いなく、アテルイに白鳥十朗長久に呼ばれ、この地に来た。
そして、見事に蝦夷のリベンジを託されている。
此れはそのままアウトローを如何に本気で生きるか試される。
昨日は、その件で知的トムクルーズのS社長と電話で盛り上がった。
此れからいよいよ、アテルイから、そして白鳥十朗長久に引き継がれ、それを吉里吉里人で小説に仕上げるシナリオを創る役割の井上ひさしに引き継がれ、そして何故か僕に引き継がれた蝦夷のリベンジは、いよいよこの完全なグローバル化の舞台に土俵を移したと言えるのです。
此れは、他者や他社や他国との闘いではない。
間違いなく自分達の中に眠る蝦夷的な生き方に新しい可能性を創造して、羽を広げるようと家畜化のサナギから自らが出るか否かの闘いである。
だから僕は、体を使いきる。
そこは自然界との格闘からしか生まれないる、科学の知恵の宝庫である。
そこに新しいレビーストロースが気付いた、実は誰にでも体で気づける哲学がある。
これこそが《野生の哲学》であり、それは本で学ぶことではない。
体感してそして、なるほどと再確認する今までと違う、過去には当たり前にあった、職人的な学びである。
水道栓をひねって水が出るために、電気がスイッチでつくために、ガスが(プロパンは実感があるが)出るために、その間違った叡知の塊の集合住宅に、どれ程の違和感を僕らはきちんと持てるのか。
充分に見えなくされて、パイプラインで供給されているのだから、その見えない中でどんな陰謀が含まれていても、選らんだのは《飼い慣らしの自分》そのものである。
アラエビスという名前に引き付けられ事も、今では良くわかる。
そして小さい頃から、今までのグローバル資本主義の価値観に馴染めずに、実は超三流のお坊ちゃんからヤンキーへそしてアウトローインチキジョーンズ(この前新潟のアウトドアSHOPで見つけたカナダ製のテンガロンハットトを購入して、久々に本気で気に入った帽子を被る自分を見てつけた名前が、インチキジョーンズです)への道を歩いてきた自分が、ここで本気のアウトローを生き抜く事が、アテルイに白鳥十朗長久に呼ばれたモノの定めと感じています。
イヌゾリをスポーツにアウトドアれじゃーに鎮座させることは、僕のなかでは全く意味を持たない。
そこに自然界と人間の生活と言う、相反するモノを繋ぐ為に存在する仕事でないと僕は何故か燃えない。
燃えなくなった。
投資家からお金を投資して頂いての最初のこの活動《?アラエビス》の失敗は、出した人がグローバル資本主義にあまりに浸かっていて、此れが株主のように現段階での商売としてのバックがあると勘違いをされていることに、僕が気づきながらもそれを利用した時から始まった。
勇気を持って、賛助金として出していただくべきで、お金ではキット返らないであろうこと、そして此れはアウトローにしか出来ない覚命であること、お返しできるのは永続的に引き継がれる自然界が作り出す永遠のサプリメントが残る洲KUNIの形と、蝦夷をアテルイを白鳥十朗長久を堂々と生きるべきであった。
それに迷っている頃、僕をアウトローの正道に導いてくれたのが、知的トムクルーズのS社長であった。
そのS社長に昨日教わった、寒河江女に谷地男という、この辺の言葉である。
良く身を粉にして、働く寒河江のオナゴと、男気があってこれまた身を粉にして働くオトコのカップリングの話である。
今風邪を拗らせ、蓄膿症になっている妻はまさに寒河江女である。
とにかく労働が当たり前。
それも果敢に、自然界とのパイプを生きると覚悟した生き方。
それでないと、アテルイの白鳥十朗長久の魂を引き継いだ僕、アウトローインチキジョーンズの妻は勤まらない。
そして今この活動で出会っている、殆どのかたが蝦夷の魂の記憶を持っている方である。
その方々は間違いなく一度、ここの黒伏山を通過するであろう。
それが、この伏流水の重要な役割である。
この伏流水にビビッとくる魂を今急速に繋がなくてはならない。
後三年、殆どの人が今の経済に、乗っかっては生きていけないと気付く。
その時までに迎え入れる何ヵ所かの雛形と、そこへの道へ繋がる方法論を創らなくては、アテルイは僕を許さないであろう。
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