あらえびすブログ

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クールジャポン故に、八合目でワザワザシャケ洗うのよ!

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【 世界は日本を待っている 】

「私がどうしても滅びてほしくない民族があります。 それは日本人です」
1921年から27年にかけて駐日フランス大使を務め、 劇作家、 詩人でもあったポール・クローデルは、 先の大戦時、 戦火のパリでそう語ったという。 
四方を海に囲まれた東方の島国、 ニッポン。 
自然を崇拝し、 自然と調和しながら独自の文化を築き上げた国、 ニッポン。 
幕末期1867年のパリ万国博覧会に出品された日本の美術工芸品は、 ジャポニスムと呼ばれ、 瞬く間に西欧を魅了した。 
モネ、 ルノワール、 ゴッホらの印象派絵画をはじめ、 プルーストの小説『失われた時を求めて』にまでその影響は及んでいる。 
19世紀末のアール・ヌーヴォーを開花させ、 後のアール・デコに学んで磨かれた先人の巧みと産業芸術は、 現代クールジャパンの源流である。 
誠実、 勤勉、 礼節、 友愛を尊び、 異文化を取り入れて新しい文化を生み出す技術と感性。 一筋の皺にも美と喜びを見出す繊細さ。 
細部に命を宿らすモノづくりへの拘りは、 世界に誇れる無形文化だといえよう。 
しかし昨今、 その誇りを自ら傷つけ、 萎縮してしまってはいないだろうか。
☆読売新聞掲載、宝島社広告

アラン・ドロン
「ジャポンは、自信をもって世界をリードすればいいのに。ジャポンが元気だとみんなが刺激を受けるよ。もちろん僕たちもね」

ジャンポール・ベルモンド
「その深くて大きい精神性にも、美意識にも、私は誉れと友情を感じている。さあ、ともに胸を張って進もう!」

お二方は、日本人に誇りを取り戻させるような魂の込められた言葉を贈ったそうです

 

 

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本格的な寒さを迎えたこの時期、今年も寒鮭の仕込みが始まりました。
年明けにstaffが半数以上もダウンする中
融さん・あいちゃん・きのぴー・よりくん・しげちゃんの5人で
鮭300本を水源地まで運び伏流水で洗って来てくれました!!
しかも出荷用の水汲みも通常通り!!!

山入は朝の7時半。
水源地までの道のりも至難

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f:id:araebisu808:20180107164333p:plainきのぴーとあいちゃんは寒水に10時間も手を晒しての作業
融さんはATVでひたすら雪を固め
より君は10回も往復

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最期の1本を洗い終わったのが夕方5時山入七時半。
山から下りて来たのが18時半でした!

 

下のお家の鮭小屋で しゅんしゅんとみのりくんと私とで鮭を受け取り吊るしました。

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伏流水で現れた鮭はピチピチ感が違います!!!

ほんとうに伏流水ってすごいし
だからこそこうして手間暇かけることができるってこと実感できました。

正月明けの肚国会のテーマは「霊性」

霊性って命を大事にすることかなって今書きながら思いました。
生きていた鮭をわざわざお山のお水で洗うことも霊性
弔う意識こそが命を大切にする行為。

見えない世界も見える世界も同じ土俵で捉えることで
全てが生かし合えること
あらえびす「いのちのもり響命プロジェクト」

ホント素晴らしいよ!!!

こんなバカなことする集団他にないもの(笑)

 

昨日は今日出荷分の水汲みと、カンジャケ仕込み前の伏流水洗い300本。

スタッフ半数以上が風邪でダウン。

メンバーは、僕、アイ、キノピー、茂、ヨリ。

山入七時半。

残ってるまあまあ元気なスタッフが、少しずつ下ろす伏流水洗いたてをつるす。

最後の一本洗い終わった時は、夕方五時。

わずかに、明るい。

片ずけして下山時は、真っ暗。

最後のシャケ様を、吊るす係に渡したら、六時半でした。

シバレタ!!!!!!

シバレタ作業の、僕、キノピー、茂、アイは速攻で温泉へ。

ナンボ入っても温まらない。

一番頑張ったのは、一本一本腹を綺麗に確認しながら洗うアイ。

次はキノピー。

大きなオケに伏流水直でつけながら洗うので、最後の方は沈んでるシャケを手ですくい上げる。

二人とも、この寒空十時間で寒水に手を浸しての作業。

まさに寒人。

僕はおもにATV で兎に角新雪固め道作り。

その後を、軽トラクローラーがユックリユックリ通る。

其々が水源からスキー場まで往復したのは、なんと10回。

久々の現場仕事。

この基礎をつくって来た僕は、一番嬉しい仕事。

だってメチャクチャ身体性がある。

というか、身体性しかない。

オケで伏流水つけている十分で、無人山小屋で粗末なマキストーブに火入れして、食べるカップヌードル、コーンスープは、どれもが帝国ホテル以上の旨さ。

これだよ、これだよ、アラエビスの真骨頂は。

兎に角、一番幸せそうなのは、直のブナ林伏流水に洗われているシャケ君でした。

だって、全然生き生き感が復活して来るんだもん。

お山に帰れずに、人様に食べられるのだから、故郷のお山のフルボ酸鉄入り3000年前の伏流に、浸されれば、供養も済んでる。

そんなカンジャケ、手グミ伏流水、世界広しと言えどもアラエビスだけやで。

ましてやこのカンジャケ、これから世界が逆に注目してくれていて、その売り上げで日本に沢山のグローバル資本主義終焉時期からの移行期コミュニティ作るのですから、今年300本しか売れていないが可笑しいのよね。

目標は、二万本。

それで一個の部落がリニューアルされる。

ましてや、再来年十和田でバクチャーで、養殖始めるのですから。

山形での仕込みは、その頃プレミアム付きで千本限定になるのです。

世界がそれを求めているからダズ。

さあ今日も、ヨリ、キノピー、僕で水汲みダズ。

だって今日の正月明けのお代わり、キット100越え。

連休明けはもっとだから。

僕は明後日から、秋田で2デイズ講演会。

スタッフが風邪引いてくれたお陰で、一番大好きな仕事させて貰ってありがとう。