あらえびすブログ

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自分を知り、他者を知り、再び繋がるための愛の現象学

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こんにちは。あらえびすStaffの伏見忍です。

毎朝あらえびすと参加者の皆さんと行われているプレ肚国会で、
今、テキストに取り上げているのがこの「レヴィナスと愛の現象学」です。
(昨日からは「もの言えぬ時代」も並行して読み進めています)

「現象学」って哲学の中でも難解と言われてるみたいなんですけど
(確かに難しいんですけどね)「現象学」って人間を知る学問だから
人の営みのすべての出来事が現象学の題材になるので
身近な出来事を例として毎朝皆で学んでいます。

自分というものを知るためには、究極人間ってどういうものかを知っていかないと
なぜ自分はこういう行動をとるのか
なぜ人はこう動くのか、を理解することができない。

もちろん理解不能なことたくさんあって
すべてを理解するのは無理なのですけど

起こったこと、目の前の出来事、関連するあれやこれやを
「現象」としてどこまでも客観的にとらえる視点って
すごく大事なことだという思い、毎朝の学びを通して身に染みます。

先日、塩野七生さんの「逆襲される文明 日本人へ」を読んでね
今更だけど宗教の対立は、日本にだけいては想像もつかない対立や隔たりがあって、
「繋がる」ってことや「平和」ってこと、
そうそう簡単に言えるもんじゃないなって思ったのです。

どうしたら、それらの対立を乗り越えられるのかなって思ったら
すべてを「現象」として捉えることからしか
戦争も人種差別も宗教間の争いも超えることが出来ないのではないか、
って思いましたよ。

で、現象を観る時にね、一番ネックになるのが何かなって思ったら
主義主張の違いより、感情なんじゃないかなって思ったんです。

感情は、自分の内なる声のサインとして受け取るもので
外からの反応としての感情はいらないな、って、改めてね。

言葉で言うほど簡単なことじゃないけれど
感情を挟まないって態度、ものすごく重要だなって。

宗教間の隔たりに関して言えば
もう天と地くらい離れているなあって途方もなく感じたけど
でも宇宙からみたら天と地も一つなように
そのくらい離れてみないと繋がりがみえてこない。

現象学ってそのくらい離れた視点から客観的に見ることで
そうなると感情の挟む余地なくなるでしょ。

身近な例の方がかえって感情がつきまとうけど
一回そのくらい出来事と自分を切り離して冷静に観る視点ってすごく大事。

そしたら自分の悩みは自分から切り離される。

身体ワークで骨と筋肉を分けるのも同じ。
中心を独立させたら自由に動ける。

みんなが自由に生きれるようになるための「身体ワーク」であり
「肚国会」での勉強会。

肚国会は、毎朝5時から行っていますが
登録された方は後から視聴が可能です。
アーカイブも観ることができます。

いつまでも見過ごしてはいられない現状があり
見過ごすことのできない現象がおこり続けている今
それらに気づく視点を持つためにも一緒に学んでいきませんか?

peraichi.com

身体ワークは全国各地で開催

www.araebisu.net

112255horumonryugi.hatenablog.jp

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