生き方が変わったら、声が変わりました。自分の声と向き合う機会になりそう。
生き方が変わったら、声が変わりました。
僕は、鹿児島出身の両親に「男らしくあれ!」というメッセージを受け取って生きていて、若い頃は野球部で声だしとかしていたので、20代ころまでは、かすれた太い音をのどから絞り出すような感じの声を出していました。
そうあらねばならないという姿に合った声を出していたんだと思います。
負けちゃいけない!という生き方を反映して、大声で相手に自分の意見を押しつけるような声。
30代になり、がっちりと植民地化されていた魂が、蓋を押し開けて外に出てくるにつれて、体形も声も、大きく変化していきました。
今の声は、20代の頃に比べると、だいぶ高くなって、身体の中で共鳴していて、力を入れなくても響いて伝わるような感じ。
自分の感情と声とが一体となっている感じ。
かつては自分の声を、あまり好きじゃなかったんですが、最近、自分の声について「いいね」と言って下さる方が何人かいて、だいぶ変わってきたんだなぁ―としみじみ感じました。
オペラ歌手の倉原 佳子 (Yoshiko Kurahara)さんのボイスワークは、改めて自分の声と向き合う機会になりそうで、とても楽しみにしています。
東京エルダーワーク、いろんなものが盛りだくさんです。
112255horumonryugi.hatenablog.jp
田原真人