自己組織化は合理的思考だけでなく、脳と身体を使い非合理の領域を乗りこなしていく
こんばんは。今日は東京エルダーワークであらえびす代表東出融とコラボする田原 真人さんのFacebook投稿をご紹介します。
素敵な投稿に感謝。あらえびすの活動をこんな形で言語化していただけて、とても興味深くて勉強になります。
東京エルダーワーク、楽しみすぎる！！！
以下引用です。
8月28日、29日に、 東出 融 (Tooru Higashide)さんと、東京でコラボイベントやります。
３１１の後、１つ１つを手直しするんじゃなくて、社会のパラダイムをシフトしないとどうしようもないんじゃないかと思って、今の社会の成り立ちを調べたりし始めました。そして、17世紀から続く機械論パラダイムがどのように成立したのか、パラダイムシフトを起こした先は、どのようになっていくのか、ということを、人生を実験に使いながら探究してきました。
学びも、組織も、経済も、パラダイムが変われば、オセロがひっくり変わるように変わっていくんじゃないかって思い、どうすれば、それが実現するのかを、ずっと考え続けてきました。
その中で、自分が情熱を持って研究していた「自己組織化」というテーマが、自分の目の前に再び現れて、道を示してくれました。
自己組織化というのは、生態系などがひとりでに複雑化して調和に至るような秩序形成のはたらきのことです。
自然の摂理に沿って、学びや、組織や、経済が、自己組織化するためにはどうしたらよいかと考えたときに、数千人から1万人程度のコミュニティに自己組織化を起こして、新しいパラダイムのプロトタイプを創り、「こうやることが可能なんですよ！」ということを示していくのがよいのではないかと思って、オンラインコミュニティの自己組織化に取り組むようになりました。
対話を重ね、呪縛を解き合い、みんなで意識をシフトしていくしか道がないんじゃないか、そのためには、自己組織化が起こるための基本的な智恵を共有していくことが役立つんじゃないか、という想いで動いています。
自分のそのような想いとシンクロして、あらえびすの活動が意識の中に入ってくるようになりました。
・グローバル資本主義が作っているゲームの外側に出る。
・グローバル資本主義が価値を感じていないものを価値に転じる。
・お金に支配されるのではなく、魂の次元でお金を使って信頼関係のネットワークを広げていく
・合理的思考の限界に気づき、それを超えた即興的な動きの中に飛び込んでいく
あらえびすは、多国籍企業の水道事業の買い取りから水源を守りつつ、「水戦争」に生き残るための命綱を作るための1万人のサポーターを自己組織化することを目指していて、それを、新しい民主主義が生まれるための雛形（プロトタイプ）にしたいのだと理解し、自分の考えていることと、根本の部分が全く同じだと思いました。
あらえびすには、すでに3000人以上のサポーターがいて、僕のところには、そこにオンラインの神経回路を通していく方法や、自己組織化を理解しやすい形で、体験を通して語る言葉があります。
あらえびすサポーター1万人に自己組織化を起こすことを全力でサポートしつつ、その経験から学び、1万人の自己組織化を横展開していける力を蓄えたいと思っています。
自己組織化は、合理的思考だけでは起こせません。
脳と身体を使って、非合理の領域を乗りこなしていく必要があります。
身体のプロフェッショナルである東出さんと、科学とコミュニティを融合させて自己組織化に取り組んでいる田原とが、全力で行う2日間のワークショップです。
田原のリアルのワークショップは、滅多にありませんので、この機会に、ぜひ、話を聞きに来て下さい。そして、いっしょに対話しましょう。
田原真人さんのブログはこちら。
田原真人公式ブログ - 自然の摂理に沿ってオンラインの場に＜いのち＞を創発させる自己組織化ファシリテーター田原真人の公式ブログです。
