あらえびすブログ

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水に眠る太古の記憶を蘇らせた人間たちが、 「水の文明」を創り始めている。(天ちゃんブログ)

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「水」。
水は決まったフォームはなく、
接地面の形状、周波数やリズム = 音、
あらゆる情報に合わせて「スガタカタチ」を変える「伝達媒体」。
僕らの体組成のほとんどは「水」。


外界からの情報に刺激を受けた大脳が造り出す
固い固いカチコチの思考の「枠」や「フォーム」に、
身体を当てはめて自分のスガタカタチを変えるのではなく、
自分のリズム、地球のリズム、生命のリズムで自分のスガタを柔軟に変態させる。


それが、水から生まれ、水が育む脊椎動物「人間」。
固まった「枠」や「フォーム」は、接地面と摩擦する。
そして、摩擦は「熱」を生む。
炎症。
筋肉と骨の摩擦による関節炎症や、アレルギー炎症、脳内で発生する炎症。
一人一人の心と身体の炎症が大きく現象化すると、様々なものと衝突と摩擦を始める。
戦いだ。
自分本来のリズムと摩擦を起こして、自分と戦ってしまえば心も身体も「病」となり、
他人の「枠」と摩擦を起こせば、他人と喧嘩となる。
その炎症性集合意識の顕在化、それが「戦争」。


縄文文化は何故に一万年も栄えたか?
いや、決して栄えてはいない。
循環していたのだ。
カタチのない水のように無常だったのだ。
無常に、地球のリズム、生命のリズムとともに循環し、摩擦を生まなかったのだ。


しかし、「水の文明」だったが故に、
摩擦の熱エネルギーで上昇気流を起こし、火災旋風となりて、より高くより高くへと発展を続けるバベルの塔の如き弥生の「火の文明」の猛烈な繁栄により、
「水の文明」は、無常にも、無情にも蒸発し、枯れてしまった。


その後、一万年。
摩擦の熱が元で発展する人間の文明は、
そのスガタカタチを変えども変えども戦争はなくなることもなく、
人間社会は、人間の摩擦熱(業火)の炎により煉獄と化している。
表面的に風化しようとも、沈静化しようとも、人間の心と身体の深淵部で火種が燻り続ける限り、煉獄は無間地獄となる。


一万年の時を経て、人間は、その心と身体に潤いを取り戻し始めた。
名前だけのミネラルウォーターや
健康効果を高らかに掲げる健康水ではなく、
火種の渦巻く荒れた深淵部に、「本物の水」が流れ始めた。


塩素も保存料も化学物質も入らず、
摩擦の原因物質を含まない。
地球を傷めてまで無理に地中から掘り起こさない、
純粋な地球の生命リズムを記憶した伝達媒体
「伏流水」の有り難みを思いだし始めた。


地球のリズム、自分のリズム、他人とのリズムが、摩擦を起こす事なく響命する。
一人一人のリズムが生み出す波紋が、他人の波紋を打ち消すことなく、響きあいながら大きな波紋を創造して行く。


その伏流水を飲み、
水に眠る太古の記憶を蘇らせた人間たちが、
「水の文明」を創り始めている。


一方、火種で社会発展を担う人間たちは、世界中の飲み水産業を牛耳り、水道民営化を含め、人間の心と身体に摩擦熱を生み出し続けている。


火のように舞い上がるエネルギー
水のように流れ行くエネルギー
二元のエネルギーバランスを同等に保つには、
本物の水が必要なのだ。


火と水の二元の循環という人間本来のリズム、地球本来のリズム。
それが「火水」=カミだ。
内なるカミを、宿す時。

 

小平 天