明日なき森
熊野の森ネットいちいがしの会が過去に出した「明日なき森」は、サポーターで一級建築士の小島先生にも教えて頂いていましたが、最近やっとこ購入しました。
まさに、見るスピリチュアルが、自然界におけるスピリチュアルばかりで、素晴らしい。
特に執筆の後藤伸氏のfieldワークで知りあった、当時八〇代の太一ちゃんの感性が素晴らしいです。
まさに、本物のイヤシロチを語れる、素晴らしい体感。
鹿やカモシカ調査でのfieldワークで、後藤氏が三ヶ月かかった調査内容が、真実かを確かめるにあたり太一ちゃんと再度山に入る。
見事に、雪の下の枯れ葉の下のフンを、鍛えた感覚で言い当てる。
何故わかるの?
カモシカがウンチしたくなる感じが、山に入ればここだと解ると。
そして更に、このウンチとあっちのウンチは違うカモシカとなり、山に何頭いるかが解ってしまう。
まさに頭で調査した数字に、ピタリと当てはまる。
これこそが、今回の騒動の全く理解出来ない溝だろう。
僕が伊豆で鍛えた後付けの知識では、山を回復など出来ないが、まさに山に辺境に張り付いた方々は、数値とはつまり頭の知識ではない、感覚の原子核での閃きで山の動植物の量から様々現状の暮らしぶりまでを、たかだか三日で判断出来てしまう。
そして、この感覚を鍛えないと、今急速に寒冷化に向かう地球では、生き残れないだろう。
そしてそれを教えて下さる、スーパージッチャンは、この山形でも数えるほどしかいない。
今、聞いて実践して、雛形作り実験に関わって頂かないと、もうネットや本では知れる筈もない、本当の地球の命が生き残る術を学ぶ事は出来ない。
だからこそ、本気の、即ち頭を外した庶民が、辺境の地のスーパージッチャン、スーパーバッチャンと、そして野性の命とコラボして新しい身体脳を先に使う地球人類に進化していかなくてはならないと感じます。