今日から暫くは、岡本太郎の言葉を。1945すでに今を生きながら岡本太郎はインディアンを生きていた
自分自身に充実する。
電気冷蔵庫を置いたり自家用車をもって、生活が楽になる。
そんな言わば、外からの条件ばかりが自分を豊かにするのではありません。
他の条件によってひきまわされるのではなく、自分自身の生き方、その力をつかむ事です。
それは、自分が創り出すことであり、言い換えれば、自分自身を創ることだと言ってもいいのです。
失われた人間の全体性を奪回しようという情熱の噴出と言って良いでしょう。
現代の人間の不幸、空虚、疎外、全てのマイナスが、このポイントにおいて逆にエネルギーとなって吹き出すのです。
力、才能の問題ではない。
たとえ非力でも、その瞬間に非力のままで、全体性をあらわす感動、その表現。
それによって、見る者に生き甲斐を触発させるのです。
失われた自分を回復するためのもっとも純粋て、猛烈な営み。
さ自分は全人間である、ということを、象徴的に自分の姿の上にあらわす。
そこに今日のアートの役割があるのです。
僕は、山や水を生かし守り育て、自然界と仲直りをするこの現代の生きた神話活動は、最大級のアートな試みであると確信しています。
エコロジア アート シェアリング アラエビスの全体性は、ウルフやファルコンも招き入れ全体思考に繋がり、結果地球の危機を越えるモノになるでしょう。