あらえびすブログ

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新井信介さん「京の風」より以下転載

2年前に書いた内容から。強引に「日本」を世界人類の問題に直面させるのか?!

2年前の2013年2月6日に、「京の風」で書いたことを一部再掲します。http://www.k2o.co.jp/blog2/2013/02/post-839.php

この2年間で、どうなったのか? あえて、イスラム国を強大化させ、それに対し有志連合とつくり、 そこに、日本を参加させ、世界を一つにしてきた。

 「中東の安定、最終決着に、日本を関わらせる」。

結果としてみれば、これが、強引に発動された、ということなのでしょう。

一方、特殊資金の話は、今は、通貨の根本的な政策変更に移っています。

今、マネーは、これまでのやりかたでは、どんなに発行しても、格差を広げるばかり、との議論になっています。

今年の政治の大きな課題: イスラム国のテロ と 自衛隊派遣権 と 憲法9条。 

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3)世界が学ぶ、日本の裏技。

21世紀に入って世界中を大混乱に陥れたサブプライムローンの、その最初のアイデアは、日本でした。20世紀末に始めた「ゆとりローン」が起源でした。日本人は、その場しのぎの対処方法(正確に言えば、ゴマカシ、先送り)をひねり出す才能があるようで、これは金融についてもそうで、財務省の人間は、そんなアイデアを発見したのでしょう。

戦後の日本経済の安定発展の特徴は、通常言われるのが「年功序列、企業内組合、護送船団方式」ですが、 この裏には、特殊資金(M資金)と、株式の持合がありました。

特殊資金は、大手企業(物ツクリメーカーかインフラ企業)が大規模投資をする時に、そこに資金を貸し込んだ民間の金融機関が万が一、債権回収が出来なくなった時に、そのときの引当金を、会社の経営者個人の「与信枠」から極秘に引き落とすものでした。事前に、大企業のトップ個人に、日銀にある別会計の特殊枠から巨大な「与信」を与えるのがこの仕組みでした。この主管轄は大蔵よりも法務省でした(今、法務大臣は元財務大臣だった谷垣氏です)。日本国家の中に、政府の枠を超える特別なウルトラリッチの一族(これは明治維新後に政治的に作られた)がいて、そこからの資金が回された、という形だったのです。

 今回のアベノミクスがこの次元にまで手を突っ込んでいるのかどうか、まだ、分かりません。類推だけです。

ただ、今の世界のグローバル化のなかで、「文明のスタンダード」(注:これが私が考え出した概念。言語宗教人種に関係なく、人間であれば、誰でも求める物的な快適環境。プライベートの確保、空調、通信(電話・テレビ)、清潔な暮し(蛇口から温水)の5条件を指し、かつては奴隷労働によって王侯貴族が享受していた環境を、工業力によって誰もが達成できるようにすること)を広めることがフラット化であり、 この工業力を均等に(安価で)世界中に展開するという意志が、世界の管理者にあれば、まず、地球規模での最適生産体制を考え、そのために、日本の戦後の経験が生かされることになります。

 果たして、どうなるか?

4) 「人類の運命に責任を持つ日本」への脱皮? 

そして、最後にイスラエルのこと。 キッシンジャーからは、昨年「あと10年もすればすれば、イスラエルはなくなる」といわれていますが、今、国家の存在を直接、脅かしているのはイランです。そのイランの各施設をとにかく爆破したくてしょうがないのがイスラエル。そのために、レーダーに引っかからないステルス性能をもつ、アメリカの最新戦闘機F38の配備を望んでいます。一方、アメリカはこれを売りたくてしょうがないが、ここで、一つ問題が出来てきた。そこでは武器の輸出三原則をもつ日本の部品がF38に使われていること。「三原則」に抵触するとは、つまり、日本の同意(国会?内閣?)がないと、アメリカは、この戦闘機をイスラエルに売ることができないと。

 本来のアメリカなら、こんなことに、いちいち日本の確認を求めなかったと思うのですが、「311」の件で、申し訳ないと思っているからなのかどうか、今、アメリカは、この問題を日本の「政治」に委ねています。

 つまり、「中東の安定、すなわち、最終決着に日本が関わるのですよ」と。これは、王族会議の意志でもあるのでしょう。

 今のイスラエルは戦後の1948年にできた人造国家です。では、一方のイランは? 実はこの国は、ササン朝ペルシャ崩壊後のイスラム支配の中でも、バビロンの捕囚後のユダ族の血を引き継いだものたちがいます。

 では、私たち日本は、どうなのか? 

 私の研究成果では、もちろん、もっとも正統なヘブライ人、そして、ユダ族が入り込んだのが日本列島です。そうしてできた国が大宝律令成立時の日本国です。ただし、明治維新後の「万世一系」と「皇民化」での世界展開に失敗した日本の奥の院が、今、再度、世界の改変を目指しているのかもしれない、と私に感じられてしょうがない。

しかし、ここで、奥の院のジイサマたちや、スイスにいるサンカの大元さまに、どうしても話しておきたいことがあります。本欄をみているかどうか分からないけど。

6000年前に、日本列島でヒスイを持ち合った縄文ヌナカワの感性、イノチのヒビキを常に感じあう日常生活を絶対に忘れないで。

シュメールから始まった文明は、肉体の機能を補うだけのもの。そこには、この世にいきるときの「快適さ」があっても、人間として生きている「幸福」と、人間に生まれてきた「意味」の実感はない。マネーは単なる媒介であり、道具であるから、これを使って、この現実世界に、何を実現するか。 

 イノチ(の連続性)を壊し、ウソとマヤカシだけの現実では、何の意味もない。貴方たち自身もご先祖様から叱られることになりますよ。人間としての創造的な活動が営まれず、この地球の現実空間では、魂を揺さぶる色とりどりの感動なんか、全然、増えていかない。この地上が、アメリカ映画のドタバタだけでいいのなら、70億人がいるこの地球上で、どんどん人間の生死を弄ぶがいい。

 しかし、貴方たち自身が、幾重ものイノチの色鮮やかな華が咲き誇った現実を、この地球上に創りたいのなら、常に、各国の権力者、そして巨大な資産を持つものに厳しく当たれ。さらに、弱者を甘えさせたり、ごね得を許すのではなく、地域ごとの相互扶助の機能を国家とは離れて生み出すことを促し、自然と一体化した「文化感動」を形にすることに限りなく支援してほしい。 パチンコやネットゲームなんて、自然と離れるばかり最低の遊戯だ。

 地球全体の芸術化。 その手本をしめすのは、まず、日本でしよう。

工業化が得意な日本企業は、あくまでも、道具ツクリにすぎない。大切なのは、その道具の中で行きかうソフト。そこに常に、リアルな生身の人間の「感動」が溢れ返ること。このときに、マネーに媚びたマヤカシは、あってはならないこと。今の日本の大手メディアの姿勢は間違っている。芸術は、いつも生きている意味の表現と一体のもの。マネーだって人類が作り出した道具に過ぎないのだから、上手に使うべし。

 ジイ様たちも生身の人間。当然、分かっているはずでしょう。屍と環境汚染だけの地球なんて魅力ないしね。まあ、日本の場合、不比等直系の近衛家も、邸宅を杉並区に提供したわけだけど、器のハードよりも、今度は、ソフトを考えましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・転載終わり・・・・・・・・・・・・・・・・

ps: 3日には、アメリカのケネディー大使が、北海道のアイヌ民族博物館を訪問している。   http://www.yomiuri.co.jp/national/20150203-OYT1T50163.html

キャロライン・ケネディ駐日米国大使は3日、北海道を初めて公式訪問し、白老町アイヌ民族博物館を視察した。大使はアイヌ文様の民族衣装を羽織って、出迎えた高橋はるみ北海道知事と懇談。アイヌ古式舞踊を見学したり、花ござ製作を体験したりした。同館内を案内した野本正博館長によると、大使からは「地元の人々が運営している博物館の活動はすばらしい」と言葉をかけられたという。民族衣装は、「世界人権デー」にちなんで2013年12月に東京の大使公邸で開かれたレセプションの際、北海道アイヌ協会の加藤忠理事長(白老町)から贈られた。