阿弖流為、白鳥十衛長久、小谷部全一朗 この流れを知ることこそが未来を開く
今、僕らに必要なのは、脳内覚命。
弥生式常識の壁を越える。
常識こそが命とり。
常識にしばられては、今の日本の軍国化に引きずりまわされる。
しかし、敵など作り出す思考から脱却しないと、所詮イデオロギーからさえも脱却出来ない。
屁理屈のような禅問答には意味がある。
息子が通うシュタイナアー教育も、禅問答に近い。
弥生式思考をベースに説明するやり方から、さよならする。
四月までのblogで解き明かした脳は、縄文式思考がベースになって、始めて弥生式思考が産み出されるようになってるから。
即ち、ニューロンは、グリア細胞の上に始めて存在する。
グリア細胞こそが縄文式土器や縄文のビーナスなど、型もなくアンバランスでのバランスを導き出す脳を使えた証である。
だからこそ、縄文人の一部のアメリカインディアンなどにも、千年先をみて木を切るなど、僕らがネィティブの智恵と捉えている哲学があるが、思考を身近に当てはめ始めて分かりやすくなる。
だからこそ、あの不安定な縄文のビーナスを例題にしたいのです。
不安定な上で、安定して生き抜く智恵。
安定性を先に作り、周りに揺らすな脅かすなそっとしてなどの、安定化ではない。
今からの時代に確実に身につけなくてはならない思考。
それは、やっと思考が脳の形態どおりになる日に近付く。
だからこそ、地消地産のようにこの日本の中の、知名度がない達人から学ばないとならない。
それが、阿弖流為、白鳥十衛長久、小谷部全一朗の流れ。
そして、それがいまだに日本人の名もなき偉人に、完全に受け継がれている。
古い方の柳田邦男がラフカディオ・ハーンが出逢った、エミシの生き方を引き継ぐモノ達である、
不安定を利用した、変幻自在な安定。
富士山噴火も首都圏直下も、東南海地震も全て味方につけた、生き方の開始である。
小谷部全一朗は、出羽の国秋田に生まれるあたり、凄い意味合いのもとに現世を与えられている。
お父さんは。彼に「籠のなかで、持ち主が世話をしてくれることに、頼るような生き方をしてはならない」と彼を育てる。
そして、彼はアイヌにひかれ、それがきっかけでアメリカに旅立つ。
と言っても、彼が選んだアメリカへの道は、今の安全神話になれてしまった、ニューロン優位な弥生式思考ユダヤの常識の僕らとは全く違うと共に、あえてグリア細胞優位縄文式思考ユダヤとしての、採取狩猟系なアメリカへの旅立ちである。
私たちも、いよいよ採取狩猟系の生き方を、勇気を持って実践することで、縄文系のタフさを身につけなくてはならない。
縄文系のタフさがあれば、弥生式社会での躓きぐらいで自殺することがいかにアホ臭いかがわかる。
そして、地震や天災を怖がる事も、意味を持たない事がわかる。
地球という生命体の上に間借りして生きているのだから、地球がくしゃみしたぐらいが地震。
だからこそ、普段から地球と共に居て、移動する柔軟性があれば、天災だけで済むが、今は人の傲りが作り出す人災。
作りすぎたのは、傲り。
流されて出来るだけゴミにならない家は、そのまま体に良いだけ。
だから、体に優しい家ではスタートがズレている。
流されても、崩れても、瓦礫が生まれない暮らしかたが一番、グリア細胞優位な暮らしぶり。
早速実践しよう。
毎日が避難暮らしにヒントがある。