あらえびすブログ

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ゴメンなさい。昨日も出荷て忙しく、気づいたらblog書いてませんでした。

さて今日は、グリア細胞と水の最終回。

先日までは頭の形は、ブリューム型の熱対流が起きることで、円形に作られるていうところまででしたね。

ブリューム型に熱対流が脳内で動く為には、脳内の水分子が水蒸気になる必要があり、それには沸騰点に達する必要がでてしまい、此れは無理がある。

けれどもあいつはクールだとか、頭冷やしてこいなど、日本語は無意識に身体的感覚を表現してきた。

それで思い付くのが、脳内で乾いた箇所があるなら、対流は起きる。

そして、この乾いた空間が脳の体積を小さくして、頭に見事に収めながら、ニューロンネットワークを保護している。

ニューロンネットワークは、グリア細胞が作るマトリックス構造に支えられている。

ニューロンネットワークは精密機械だから、此れを頭蓋骨という硬い容器に入れ、常に移動する体の上に配置してるのだから、精密機械を林道でトラック配送するみたいなものだと、先ずは想像して欲しい。

その場合、発砲スチロールなどの緩衝材が必要である。

グリア細胞に乾いた空間があるなら、緩衝材になりうる。


さて科学者でない僕は、ここから様々に思考を発展させ、繰り広げたくなる。

先ずはニューロンネットワークとマトリックスグリア細胞を、分かりやすく映像化すると、ちょっと平面だけれど蜘蛛の巣状のマトリックスグリア細胞にひっかかりながら衝撃を吸収し、そこにコンピューター配線を繋げてネットワークを完全に維持しているという図柄。

その為には、水分子が作り出すマトリックスな線形と乾いた空間という水の特性が作り出す緩衝材により、見事に成り立ち、この蜘蛛の巣形態のマトリックスグリア細胞が思考の柔軟性を作り出し、縄文人の生き方をつくっていたであろう実感である。

そして、この乾いた空間に熱対流が生まれ、トーラスを描き出される様を、そこから導き出されたモノをアートと呼んでいる。

まさにニューロンネットワークは、弥生式思考であり、ユダヤ式思考。

しかし、それは、マトリックスグリア細胞が作る、縄文式思考の上に安定する。

即ち、もう非線形複雑系の土壌の上にしか、線形を描けないように脳内は創られているのだから、グローバルマネー優勢資本主義という線形は、マトリックスあっての姿、複雑系自然界あっての主義であり、複雑系の自然界と僕らが闘わないで、震災さえも1つの恩恵として受け入れ、例えば北海道の番屋に象徴されるような、自然界からの恩恵を受ける場には、当然厳しさがついてくるから、作業場は作っても住宅は作らないという思考を当たり前にしなくてはならない。

ましてや海に放射能垂れ流すは、余りに自らの命の土壌を迫害している様である。

津波は、汚れた海をかき混ぜブランクトンを蘇らせ、山の噴火は乱れた磁力を蘇らせる。

だから、その時期にきちんと避難出来るシステムを、組み込む必要がある。

だから、箱ものは作りすぎない。

きっちり作りすぎない。

ゲルが最高のモデルだ。

その思考に戻れた時に、震災とも僕らは呼応しあう。

もう避難したんで大丈夫だから、そろそろ地力回復ね為の磁力安定化に向けての、震災お願いしますと。



この限界集落は、小さな震災が日々道溢れている。

だから、決して油断しない。

人間都合優位で、様々を作りすぎない。

此れがボロくみえる所以。

作りすぎるは、無駄になるという、素晴らしい哲学だ。