あらえびすブログ

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自然界と共にいきるは、全てが遊び感覚でしか、成り立たない。だから予定は意味を失う。

昨日は遂に、イヌゾリを子供たちに試せました。

予測はしたものの、《雨》は全く向いていない。

そして、お母さん《花》もそんな面倒なことはイヤと、折角ハーネスつけたのに全く動く気配なし。

ハーネス外すと生き返りました。

《雪》は水汲みに山に連れていっても、ヤル気満々の野生児丸出しだから無理かなと思いきや、
N何かを引っ張って走りたいという、アラスカンマラミュートの血が芽生えたようです。


うちは、本人がしたいことをするという、トップダウンZEROの場を実践したいので、人間同様に犬にも向き不向きを尊重します。

必ず、ボトムアップだと、その方自身が自分を発見する。

そこに天職がみえはじめる。

今までトップダウンに慣れ親しんだから、与えられた中から、自分の仕事を見つけていたし、貰える給料とかで、本当は合いもしない仕事をやって来た方が大半。

天職では、精神的に疲れるは、ZEROです。

そして、人のせいに出来なくなる。

だから、いつも自分との対話です。


アラスカンマラミュートは、50頭から100頭に一匹位しか、イヌゾリに喜びを感じる血は出ないと聞いていました。

一頭は向いてるのがいて良かった。

《雪》は、とっても誇らしい顔になりました。

一番ヤンチャで怒られていたから、反抗期の子供のようでしたが、イヌゾリに向いている自分との出逢いが、彼女に落ち着きと風格の種を植え付けたようです。


来年一万年前の二風谷の伏流水を拓くのと、宮嶋さんの新得を訪ねるとき、イヌゾリツアーの方にお逢いして、《雪》のイヌゾリパートナーを見つけて来たいと思っています。

イヌゾリ経験があるグリーンランドハスキーと《雪》の子供なら間違いない気がしてるのですが?


そして終わってからは、いつものように三匹ハシャギ過ぎで、ダムの水面ギリギリまで新雪のハマるなか降りていき、登りは急斜面でからだごと抜かるので、戻ってくるまでに相当の体力を使ったようで、スッカリ満足な様子でした。



僕が何度見ても泣く映画の一本が《狼子供の雨と雪》です。

此れはまさに、僕らの心に体に宿る、矛盾した弥生と縄文のDNAを見事に表しています。

最後に選ぶのは、自分ですが、キアスムの間に行き続ける、モノノケのアシタカの蝦夷の生き方もあります。


もう一本は、グースです。

此れを観ると、一方的に離された娘との絆をそしてブキヨでもこうやって、自然界の素晴らしさを親子の思い出に刻みたいと強く感じてしまう作品です。

娘は僕の天職についてこれなく、逃げ出した母に東京に連れていかれたものの、今では自分で選んで岡山の日本海側の里山で暮らしています。

中学入学を機会に、お父さんの側に来る許しも自ら取り付けたので、きっと強くなってやって来るでしょう。

その頃には、寮制のオルタナテイブな学校が稼働している。

僕に、娘という存在や娘の意志は、その仕事にも確実に向かわせるよう、現れて来てくれた魂です。

小学校二年の娘は、今回手編みのネックウオーマーを、クリスマスプレゼントに贈ってくれました。

色使いが少女で、恥ずかしく外では出来ませんが、人もまばらな部落の雪掻きには、バッチリでした。

そしてこんなメッセージも。

そして、出来すぎの今の妻。

天職に生きて、後は、受けとるだけ、すべてを。

自分が成長する為に。

僕自身も本当に自然体で強くなったなと実感しています。

今年も後二日です。

来客も多いし、水汲みには、休みがないのでルーテインは全く同じですが、今年の全ての体験にありがとうです。






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