あらえびすブログ

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お水販売エアーの増田社長のblogより2

                 【水の力】


そもそも、日本の豊かさに「水」がどれほど「寄与」してきたのか?私たちは直ぐに忘れてしまう。私たちの頭は、「消費を美徳」と考えるように慣らされてきた。だから、「枯渇燃料」を派手に燃やし、浪費することをよしとしてきた。其れは、冷静に考えれば異常な行動以外の何ものでもない。資源を使い果たす行動をよしとするなど、どう考えても私たちの思考回路は「まともさ=論理性」に欠けている。


産油国がどこであれ、石油メジャーが我が物顔で乗り込み、掘り起こし、消費者に売り払い、消費者がそれを湯水の如く使う。持ち主よりも、掘り起こして売り払う連中により多くの利益が落ちる仕組みなのだから、それこそ早い者勝ちだ。後の事は考える必要はない。そして錬金術師にとって、迷わずに消費してくれる消費者は、産油国と同じくらいに得難い存在だ。消費者に心いくまで「贅沢を満喫してもらう」ことこそ、錬金術師の腕のみせどころなのだ。世界中の人々がその術にはまり、まともさを投げ出してしまっている。贅沢に慣らされた人間は、その味が忘れられない。だから、この期に及んでも私たちは「消費をしなければ、被災地は復興できない」などと真顔で信じこんでいるのだ。

私たちは、そんな頭しか持ち合わせていないから「危険でも原子力に頼るしかない」と考えるし「環境と水の循環に配慮された次世代水力発電が如何に再生可能エネルギーであるか!」も理解できない。是非一度再生エネルギーの議論に耳をかたむけてほしい。「水力」が除外されている事実に気が付くはずだ。合わせて0.5%程度にしかならない太陽光や風力を議題にあげていながら、何故既に、20%近い発電をしている水力を蚊帳の外に置くのか?それを熟考してほしい。実際のところ、私たちは水力発電が無視され続けている不思議さに気づいてさえいなのだ。

合わせて0.5%に過ぎないものに拘るのは、産業界がつまらぬ算盤をはじくからだ。太陽光発電のパネルを製造し、それを数多の消費者に買わせる。そんな姑息なことを今考えている場合か?そんな悠長なことを口にしておきながら、同時に電力料金が上がるなら海外シフトもやむを得ないなどと、脅しをかける。この産業界の無軌道ぶりこそが日本経済を窮地に追い込んでいることが何故かわからない。海外シフトして、国内雇用を潰し、国際競争力だけを得て、彼らが最終的に得るものとは一体「何か?」。今の為替を押し付けられていつ限り、日本が国際競争力を獲得することはあり得ない。

勿論再生可能エネルギーの活用手段を多様化させることにはt反対するわけではない。だが国が主導すべきエネルギー政策を個々の消費者頼りにするような話を今持ち出すのはやめろといいたい。新たにお金をかけることに話の筋を持っていくのではなく、「有るものを有効活用」することに頭を戻す。私たちに求められているものは、決してむずかしいことではない。極めて単純な道理に気が付くことにすぎない。日本人の持ち味に徹し、それを磨き抜くことだ。「有るものを有効活用する」おとは、日本人の特技だ。その特技に自分達の強みを見いだせれば、日本は世界を驚かせる力をまだまだ持っている。

全ての生き物は再生可能エネルギーを体内に取り入れて、生命活動を行っている。人間だけが再生可能エネルギー以上のものを掘り起こし、無駄に使うことに意義を見いだしてしまっている。其れが地球のバランスを崩し、気候変動をもたらし、大規模災害を引き起こしている。
私たちにが抱える問題の「根」、問題の「核心」はそこにある。錬金術師の甘い言葉で固められた消費神話が、人類が営々と築き上げてきた「論理性」「倫理性」「科学的見地」「人間性」を次々と生け贄に捧げる「挙」に出ている。そしてこともあろうに私たちの熱狂が其れを後押ししている。だがチープな神話が、人類の歴史を根こそぎひっくり返せるわけもない。「辻褄の合わないもの」は、自然界に淘汰される。今問われているのは、その淘汰を人類が自らの手で行えるのか?自然界に任せるしかないのか?という一点だ。

「水」をあらゆる生産活動に必要不可欠なものと知りながら、それを大切に出来ない人類は、その水を介する【圧倒的な自然の猛威】に潰されることになる。この星には確かな意志が存在している。道理から外れる生き物は、当然のことながら自然淘汰に追いやられる。その宿命から逃れられる生き物はいない。

以上が増田社長のblogによる内容でした。
僕はそれを感じる人間を、本当に増やしていきたい。
そうでなくして、シフト転換は無理だと感じるからです。
だから、本気のパワーが出る体を作るワークも、水の本当の力を体に取り込むことも、この星と共に生きるのならば、緊急に身に付けなくてはならないものと実感しているのです。



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