愛の舞 １１ アセッションまで後十一日

いよいよ雪だらけの五ヶ月間のスタートです。
毎年ドンドン雪の量が増えています。
去年は、年間の除雪費用が一月で予算超過する始末。

温暖化と寒冷化の狭間で、この地球さんが向かおうとしている場で、雪に聞き、熊に聞き、昨日はカモシカの親子に聞き、水に聞き、この乾燥などしない水の里【泉郷(ここの地名です)】のお山に聞き、この僕にとっての長い間の自然界との会話は、生きるためにただただ当たり前だった作業時に一番やって来ます

お教えしている体の使い方も、この作業時にメッセージを頂きます。
きっとやるしかないその作業が、未熟な僕を中心に運んでくれます。
料理も僕にとっては、野菜や酵母との対話の時間です。

その一番の季節がこの雪にスッポリ覆われる時期です。
全ての見える世界の活動が本当に小さくなって、無意識界の動きを活発に感じる絶好の条件です。振り付けも一番沸いてきます。

無血開城での明治維新の後のお陰参りは、凄く重要な意味合いを持ちました。
今回のアセッション後に世間に気付きが起きるたびに、疎開も始まり、食糧とお水の事が突然重要になっていきます。
その時に、愛のエネルギーを増幅する動きを甦らせたいと、山伏修行時に十四年前メッセージを頂き、その祭りに重要な創造のヒントの源泉が、ベートーベンの月光であるとお伝えいただいて、八年前につくってあった五人組の天風地の舞をベースに、一般のかたが躍り(これは五人で縄で繋がり動いていく舞で、全員の動作を愛のエネルギーで観て感じながら動く事で、躍りながら、自由に形を変えながら風のごとく、階段も上がれて、山も上れるという振り付けを要らないものにした舞です。関係性が創る即興になります。勿論現代のヨーロッパのコンテンポラリーのプロの作品は、これを縄を持たないでこなせるレベルにいます。)、今新たに水の舞と火の舞を創り一つのお陰参りのお祭りでの作品に仕上げていくことが必要で、その創作の時期が今冬なのだと感じています。
特にこの部分では、今回の首都圏ツアーで出逢わせて頂いた何名かの重要なキーパーソンの中で、奉納の舞をされていらしゃる、倭　ＲＵＮＡさんとは、今後ご一緒にその祭りで必要な躍りを仕上げて行くことになる予感を感じております。

更なるお陰参りを企てる事は、ヨサコイの火付け役、故須賀さんとお逢いしたときから感じていました。
そしてそれは、伊勢神宮に力を甦らせる事に繋がるであろうことも、名古屋のワークで感じていました。
そこには、新潟の地と山形が重要な役割を果すと感じていましたが、それも今回ジワジワと実感できています。

そこに那須の小林さんと助川さんのお作りになられる、死と再生の詩と音楽の世界観は、大きな役割を果すものと感じています。
きっと参加者全員で創る、壮大な演劇的な空間になっていく気がしています。
須賀さんとは、東京ドームで祭りを繰り広げようお約束しましたが、本拠地が伊勢神宮であって、東京での場がドームという意味合いだったのかとも感じています。

そしてこのようなメッセージがジワジワと来る場での生活を、同感出来る重要なキーパーソンの青森の桜田さんとも、フルボ酸鉄、ヨーロッパ、特に北欧に重要なヒントがあることの一致間も含めて以前から東北で造りたかった【新しい蝦夷の民】を生み出せる気がジワジワとエネルギーで来ています。

時間がなくてお話が出来なかった方も、景子にお声をかけて頂いたお塩の方も、打ち上げでお側でお話出来た浄水器のかたも(すいません。まだまだ名前とお顔が一致できなくなくて)皆さん同じ方向を向いてらして、新しい首都圏株主型市場経済ではない、豊かな新しいコミュニテイーを共に建設できる可能性感じてワクワクしています。

そのような事もこの冬の四時頃には起きて、ストーブに火をつけて、外の雪掻きをする、これだけで三時間は、過ぎます。
しかし古民家再生同様に真っ白の世界での限界集落暮らしの冬の生きるための作業は、その分大きな気付きを運んでくれるのです。

今日も雪掻き後は、お水のサポーター様へホルモン流儀でのクリスマスプレゼントのパンを仕込み、此れから愛犬花と水源地へ行ってきます。
最近花は時速三〇キロでかけれるようになってきました。
距離も今では十五キロノンストップで、登り下りの過酷な所を頼もしく走れるようになってきました。

アセッションの時、もののけの地にご挨拶に行くのですが、この新雪時期は、カンジキでもズボズボ填まる中を普段歩いて四十分位にも関わらず、有に三時間かかる可能性が大きいので、イヌゾリをマスターさせたかったのですが、僕も花もまだまだ未熟で間に合いませんでした。

こんなんで六十の時に冬の北海道礼文島で、銛でトドを射ちたいという目標は果たして達成できるのでしょうか？

Android携帯からの投稿