あらえびすブログ

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舞 42 柳は緑、花は紅、真面目(しんめんもく)

十一世紀中国の宋の時代の詩人、蘇東坡(そとうば)の詩の一説「柳緑花紅真面目」。
これがマジメのはじまり。
マジメとは、表面的なことにとどまらないで、本質的な意味を知ること、理解すること。
このマジメで地球イイコイイコ体操の振り付けを、昨日と今日でほぼ完成させます。
昨日から妙に眼が冴えてきました。
魂が喜んでいるとき、人は寝食を忘れます。
振り付けで、このような高揚感は、本当に久々です。
アメリカで、東京で、お祭りで振り付けしていても、中々この高揚感に包まれることがなかった。何時も何のために、たかだか振り付けなどするのであろうか?
躍りや、身体の使い方の教授をするのか、ズーット探して探して、自分の立ち位置を変えるために、東京から伊豆に移り、東北の限界集落まで来ました。
そして自分を【無】にして、本当に守りたい、伏流水に出逢えました。
此れは、自分に【愛】そのものを教えてくれました。
ですから、伏流水サポーターさんのお水を汲みに行くとき、僕は幸せそのものなのです。
同じくこの伏流水からの、僕なりの原点から生きはじめた二度生まれは、事がなし得れるという結果よりも、何のために誰のためにこの活動からに絞っているのかが、一番重要なのです。
そして訪れた、本気の振り付け。
この曲は、お母さんと一緒に出てくるような、何処にも無理がなくて、何処にも構えた策略がなくて、ピュアそのものなのです。
だから、昨日はさびの振り付けしながら、この子供が自ずと魂から喜んで踊ってしまうような曲に、涙しながら、振り付けていました。
今までも、子供向けのもの、楽しさを実感させるもの、振り付けて来たけれども、自分の立ち位置が変わると本当に見える世界が大きく変わるから、このようなジャンルで喜びのなかで泣きながら振り付けている自分に出逢えたのだと思うのです。
伏流水を汲みに行くときも、山で歓喜の涙が出てくるときがよくあります。
何故なら、地球さんとやっと生きる方向が同じになって、地球さんという母であり、姉であり、娘であり、恋人であるような、全存在と手を繋いで歩いている今に、ものすごく感動するからです。

ノロケではないけれども、婚約者とも本当にお互いの一番の幸せ、そして辛いことも含めて与えてもらった其々の自分で越えなくてはならない壁、それが役割なら、この恋が例えあるひとつの目標にたっせなくても、もっと大きな【愛】には到達できる、それを一番に御互いに願ってここまで来ました。そうやって【無の私】で決して逃げないで本当に多くを越えてきたから、この全存在との関係性を持つ人と、人生の道を手を繋いで歩いているときに、本当に歓喜が身を包んでくれるのです。
それは、目の前の道が風景が変わっても、僕らは変わらない。
このことが、閃きとして、御互いにわかっているからです。
これも自然界が教えてくれました。
地球さんが教えてくれました。

そして地球さんと一緒の方向を向いて生きることが、一番の幸せと知ってしまった自分で振り付けをすることを与えられた幸せが、歓喜の涙をもたらします。
悔し涙は流しません。
もう大分前に、その自分はいなくなりました。
悔しいというのは、主体が自分だから、きっと気持ちよくない涙。
それと同じく、目の前の道や風景が変わっても泣きません。
僕らは、いつだって揺れている大地に、波に、川に、大気に包まれているのです。
だから、目の前には永遠はない。
けれども目の前に永遠がないからこそ、ユックリユックリ変化して行く地球さんにも、絶対を求めてはいけないと思うのです。
地震津波も深層崩壊も、涙やくしゃみや武者震いや皮膚の垢と何ら変わりがないのです。
地球さんが大きく変わろうとしているのだから、僕らも一緒に変わっていけばよいって思うのです。抵抗したって、所詮かなわない。間借りしているだけ。
映画アバターで言えば、地球さんに間借りして借りたものは、きちんと返さないとならないはず。けれどもこの七十年は特に、殆ど返さないできたのだって思うのです。
地球さんに返す為には、僕らは、様々を手放す必要があるのです。
そして色々手放して、此ぐらいなら地球さんと同じ方向に生きても、大丈夫と思える程に捨てると、体も気持ちも軽くなって、ワクワクして、歓喜の歌が躍りが言葉が笑いが涙が出てくるのです。本当にホットする。
そうしたら、地震津波も深層崩壊も敵対視しなくなる。
地球さん大丈夫だよ。
堂々とくしゃみしたり、冷えてきてブルブルってしたり、オナラを我慢しないでブーと出してしまったり、遠慮しないでやってくださいな。
僕らは、地球さんあなたがくしゃみやしたって、もう大丈夫な生き方しはじめたから、心配しないで地球さんの体の生理を停めないで。体に毒よといってあげたい。
きっと遅れてる、大震災も、地球さんは、遠慮して我慢してくれている。
僕らが、満員電車で降りるに降りれない中で、オナラは出そう、お腹はいたくなってきた、そんな状況を、ズーット与えてしまったんだと思うのです。

もうそろそろ、学んで地球さんが考えるマジメを、僕らは生き始めないといけないって思うのです。だからこんなマジメに振り付けするのは、生まれてはじめてかもしれない。
振り付けの形式やテクニックのマジメじゃなくて、振り付けする僕の心の問題。

本当にマジメに満員電車でお腹壊した地球さんを、どうにかこの電車の中では、爆発しないですむようにおろしてあげて、個室のトイレで静かな爆発にしてあげて、トイレさんも汚さなくてすんで、地球さんも恥ずかしい想いをしないですむようにしてあげようよ。
そのために、満員電車の乗客の僕らが温い【愛】を取り戻して、地球さんの重荷をおろさせてあげて、変わりにトイレから出てくるまで、お腹の痛みが収まるまで背負えるものは、皆で協力して背負ってあげて、地球さんが電車から降りれるように道を譲ってあげて、しばらくノンビリと電車停車させて、待っててあげようよ。
地球さんが爆発したら、会社だって、回らない。
だから遅刻は気にしない。
人だけの時間は気にしない。

そんなマジメで今日は地球さんに本当にありがとうの気持ちいっぱいで振り付けを完成させます。
この振り付けは、至って簡単、単純。三才から年齢体力思考力エンドレスで踊れるよ。
車イスのお婆ちゃんも、足腰痛めて杖ついてるお爺ちゃんも、満員電車の学校や会社にいけないピュアなあなたも、能天気な君も皆で踊れる、唄える、ありがとうって叫べるよ。
では、今日はじっくりと地球さんとお話しして、丸い地球さんの上でどうやって動いて欲しいのって聞いて聞いて、振り付けを完成させますね。



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