あらえびすブログ

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舞 35 名古屋の皆さん有り難う

一見、躍りという切り口から離れた所から、体と脳の関係を知って、動物脳ではない知的な脳からの言葉で身体を操っていく、このレッスンに辛抱づよくついてこられた成果が、本日充分にレッスンに現れてきました。
名古屋の皆さん本当に有り難う。
お水も新しく注文される方が名古屋でお二人もいらっしゃって、嬉しい限りです。
そして、伏流水を体内部の体感を強化出来るものという、僕のチャレンジをご理解していただくことが出来て、若者の柔軟思考に頼もしさを感じます。
埼玉の伏流水サポーターお申し込みの三名様も本当に有り難うございます。
ノーマルガソリンとハイオクがエンジンのスムーズな回転にとって、全く違うように、たかが水されど水なのです。
伏流水で、躍りが変わり、人生が変わります。
ただし、創造力があるならば。

春日部、大宮、三島、名古屋のクラスの方々が今回の使い方の内容を、一ヶ月実践された後の身体に刻まれた結果を、来月確認することがとっても楽しみです。
伏流水を取り込んだ身体意識の変化も、とっても楽しみです。

今回の【肺=バザール】の意識はとっても大事ですから、日々胸はバザールとの意識でと、普段から高めて下さいませ。
バランスを胸で描くとき、棒のイメージでは、決してバランスが取れません。
ですから【肺】、字のごとしでバザールですから、噴水が中央に配置された円形の広場をイメージして【ドーナツ型】にてはじめて肋骨上部は、バランスが可能になります。
その中央には噴水のように、全てのものに分け隔てなく、降り注ぐ天からギフトをイメージして下さい。
決して、スローガンや好きなものを、肋骨の中心に配置しないで下さいね。
配れないものは駄目ですよ。体がこわばりますよ。
彼女や彼氏も駄目ですよ。
大好きな彼女や彼氏を皆に好きなように使っていただく、度量があるならば良いかもね。
好きなもの、欲しいものという動物脳を胸の中心に供えると、自我が肋骨まで上がって来たような意識になり、動物脳が安っぽい欲に振り回され動きとなります。結果うまく事が運ぶか不安になり、うまくいかないと攻撃的になっていきます。
勿論、躍りでは、一般の観客を魅了しません。

そして今回のワークの要、【肚】は、捧げ物を入れるような、大きくて美しい器をイメージして下さいね。
まるで自分はいただかないけれども、この大きくて美しい器に、美味しそうなお供え物を、高い神棚に御供えする、そんなイメージが骨盤のあげ方です。
その中央は、田んぼにあるような保水性があるけれども、時間をかけて染み渡るような【土】でできていて、スーッと【腑】に落ちるような構造のイメージを強化して下さいね。
そしてワークで試したように、【脳】の中心からドーナツ型の空洞を通って、座骨の間から骨盤の底の中心に向かって、両手をつきだし、手と同じほど、差し出すのが上手な、尻尾なんだと、本気で信じてイメージします。
尻尾が長い動物ほど、争いを避けます。
この座骨の間の空間で思考しているのです。
この状態を、何時も日常のあなたにしてください。

その上で、この左右の手で包むイメージの架空の座骨の延長を捻ったり、前後に左右に振ったりしていくと、簡単に体幹のみを動かせるようになるので、体の様々な箇所にストレスを感じませんので、外側の体には、リラックスしか感じない状態になり、噴水広場周りで自分を、自然体で自由に表現出来るように感じ取れます。
その手は土の中で、飲んで頂いている【伏流水】のような特質をイメージすると、無意識界に根を伸ばしていきます。
先程のお供え物の続きのイメージで言えば、神棚から小さなトンネルがあって、そこに飢えで苦しむ、ネズミの子沢山な家庭の食卓が見えます。
その「チュウキチ」一家にお届け物を両手で差し出すイメージを持って下さい。
そこからネジ曲がったトンネルや上下左右に広がるトンネルで繋がっている、チュウキチの住む村の全てに贈り物を届けるようにイメージするのです。
ですから手振りとは、その手振りで体幹のみをダイレクトに動かせるものであって、腰の下部の体幹が動かない手振りは、本来振り付けと自分は言いたくありません。
そして足は、チュウキチ一家の住む村ですから、尻尾のその先のイメージが動かすもの。

ここまで来ると、もう体の何処にも【私】がいません。
清々しくて、気持ちのよい、明日をしっかり前向きに見れる、真っ直ぐな視線を携えた自分と出逢えるのです。
そんな【私】という【動物脳】が直接顔を現さないようにしている【人間の私】が手にはいるのです。
此が身体と物語を繋げることで、はじめて出来るように、人間の脳は進化していたのです。
ですから最近お付き合いがはじまった、脳外科医の篠浦先生は、脳の回復に小説や映画を御使いになられます。
決して身体部位の名前での言語からは、この境地に出逢うことは一生ないでしょう。
私たちは物語で、理解を深めるように脳が出来てしまったのですから。
亡くなられた河合隼雄さんも、ここに着目されて、物語を作るツールに箱庭療法を選ばれたのです。だから文学や演劇などが、人間にのみ発達出来たのです。

さて最後は頭ですが、月辺で揃えるのですから【脳】です。
三つのダッシュを上に配置して、下には閉めて格納する形に字が表してくれています。
勿論格納したのは、【動物脳】です。
容器は、骨盤を表現しています。
そうすると【公の脳】と【右脳】、【左脳】が上手に使えると教えてくれています。
ここが現代人の様々な疾患に現れて来ています。
昔の武術や芸事で自分を律するとは、動物脳を抑えることですね。

此れが頭部位のイメージです。
頭は、独断で使うことは、ありません。
この部位に目や耳、鼻が配置されいますが、これは、【肚】と【肺】が機能しているのならば、確認にのみ作用します。
しかし【肚】と【肺】が機能していないと、それは、頭でっかちになって、見聞きした事が骨盤肋骨とは関係性がない動きを作ってしまいます。
例えばスピンをかけるときに、体幹ではない動きが抽出されてしまいます。
そして上手く踊れないと、又々考えはじめるのです。
即ち、身体の仕組みである、脳の使い方が下手くそなのです。

物語の必要性を紐解いてきましたが、上手く踊れないとは、上手く生きていないに繋がってしまうのです。
これはたかだか【舞】で、「私はグローバル資本主義的な思考でしか身体を(自分)操れない」という事を、自ら証明してしまったのです。
だから生き方を変えるに繋がるのです。たかが【舞】されど【舞】です!
芸事の真髄は生き方の変革です。
そのためにもワークで行った、脳外科医の篠浦先生が提唱される、「脳の特質を調べるQ&A」で自分の脳の癖を知っていることは、身体の使い方の癖を知る重要な一つのデータになるのです。
それを知ったうえで、公型左脳受動型などとわかると、例えばバレエで、低く張り付く動きに必要な動物脳が上手くコントロールされていないことで、飛ぶのは上手いが着地が下手で、五番ポジション(クロス)で左足前にしたときに、身体にこわばりが起きることが、脳の仕業であることが理解できるのです。




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