あらえびすブログ

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ゲーテとNHKで放映されていた、フグが創るミステリーサークル

さて昨日に続いて、体認識の【三】【五】【七】【大いなる一】の認識を更にハッキリとさせていきましょう。

先ずは、種の復習からです。

種や実等の自然界の形からゲーテが、自然界、精神世界を見出だしていった事は、昨日お伝えしました。

調度一昨日、海のなかに作られる、円形の不思議な形を追い求めて、誰が作ったのかを調査する番組をやっていました。
本当に精巧に創られた模様で、イタリアの絵画に出てくるような、太陽のようでもありました。

本日の題名に書いたように、其はフグの牡が産卵場として、体をくまなく使い、その場にある貝殻も砕いて、潮に卵が流されないように工夫されたものでした。
その形状を見て、牝がどの産卵場で生むのかを、決めるのです。
その後孵化までは、ミステリーサークルの制作者が責任を持って、手直ししながら責務を果たすのです。
全く、牝が来ない孵化場もありました。

一番僕が気になったのは、ミケランジェロを思い浮かばすような、何故至近距離であれだけ正確な円と、その中心に均等に向かう波線、そして卵を守るために円の回りに配置する二重の小山の正確な大きさと確かな配置が、フグに描けてしまうのかという事でした。
ミケランジェロは、あの大きな大聖堂の天井絵をハンモック状に釣り下がりながら書いたのですが、そうそう降りてcheckは出来ないでしょうから、フグ同様に至近距離にいながらも、俯瞰して眺めれる身体を持っていると言うことだと、感じるのです。

人間だから俯瞰した目で見る自分を描けますが、フグには其が出来ません。
自己認識等をする脳は持っていません。
そして我々人間は、その時実は大きな認識ミスの罠があります。
俯瞰した目を持って見ている人を、見ているとするならば、そこが今の自分の位置ですから、中心が自分になってしまうのです。
それでは潜在能力が出てきません。

俯瞰した目を持つ自分が完全に自分になっていると、肉体には自分はいない感覚になれます。
其が三次元の肉体を離れるということ、なのではないでしょうか。

その為の必須は、仙骨の一番奥深いところを発見して、そこを何時も引き上げて、そこから足を遠ざけることを身につけていることです。

その時腰椎は、固定されます。
だから頭蓋骨を自由に回転させれるのです。
一方頸椎から情報を取り入れることで頸椎を固定出来ると、腰を自由に回転させれるのです。
此れは一霊四魂三元八力の八力においての上下の作用です。
動き静めるニ力と、固め溶かすニ力の、計四力の作用です。
頸椎や腰椎を静めて固めるから、腰骨や頭蓋骨を溶かし動かせるのです。
即ち上下の関係で起きる運動です。
此れを左右で行うことは不可能です。

又一方で、引き弛める動きを作るニ力と、合わせ分ける動きを作るニ力は、左右で起きる運動で、此れを上下のセクションでなし得ることは、不可能なのです。

つまり八力は、上下の四力と左右の四力が合わさって、始めて使えるレベルになっていくのです。

そしてこの八力を使えているときに、俯瞰した自分しか、存在しない状態になれるのです。
フグもこの八力を自然に身につけていると感じるのです。
感が冴えていると感じるときまさにこの状態なのです。
この上下の作用を間違って左右で試みたり、左右の動きを上下で試みたりしてることに気づいて修正していくことが、身体を無限に操るために必須なワークです。

例えば重たいものを持つときに、肚から力を出そうとしていますが、実際は腰椎から力を出そうと試みてしまいます。
自分が生きてきたなかで、体感したことのある一番深いが適用されてしまいます。
それでは火事場の馬鹿力は、出てきません。
そうなると頸椎にも力みが生じて中心に力が集まって、外に力が生み出されません。
腹筋運動でも自分に力が集まって停滞しているときに、鍛えていると思いがちです。
頸椎腰椎は、外からの情報と内部からの情報を取り入れる場所なのであって、力を直接生み出す場所ではないのです。
そして直接的な力の根本は、仙骨の一番奥深いところから生み出される【命の力】です。
其が湧き上がり手にも足にも力がみなぎります。
その時イトミミズ状の何本もの手の神経が一本一本交差して合わさりそこから更に離れて行ったときに、手に力がみなぎります。
足もバレエで「五番ポジション」という前後に交差する姿勢は、前後ではなく、イトミミズ状の何本もの神経が一本一本交差して合わさり、生み出されるとイメージするだけで、間接に力が停滞しなくなるのです。
情報を静かに集めて固めひとつにして、剥き出しの背骨以外の箇所を溶かし動かしながら、左右のものを合わせ更に遠くで分けながら、一方を引き一方を差し出すように弛める事(肋骨の回転はこの左右で動きます)が八力による所作なのです。この実践で【三】の認識は日々確信になっていきます。
たかだか、回転運動でも上下で生まれる腰骨と頭蓋骨、左右で生まれる肋骨と、【三】で始めて【一】の回転運動が可能になるのです。

明日は【五】【七】の認識に入っていきましょう。




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