あらえびすブログ

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ルイヴィトンさんへのお手紙の公開

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 はじめまして。  
私、日本に住む東出 融と申します。
突然のお手紙お許しくださいませ。
2011.3.11に地震がありました、東北の内陸部であります。
山形県東根市泉郷と言う、伏流水が豊かな地に、住んでおります。

うちの先には家は一軒しかない、野生の動物が住む山間部にあえて住んでおります。
今回宮城県気仙沼で牡蠣の養殖をされている、畠山重篤さんと日本で解剖学の先生であり、昆虫から様々な事を考えていらっしゃる、養老孟司さんの対談本でルイヴィトンさんの事を知り、どうしても私の活動をお伝えして、出来れば協力依頼したく、立場も省みずにお手紙を出させて頂きました。

 
先ずは自己紹介を簡単にさせて頂きます。

私現在53歳になります。
北海道の稚内で生まれました。 漁業の町です。
私の家系は、遠洋漁業向けの消耗品と家庭用品を販売する商家でした。
六歳で母や姉と共に札幌に移り住みました。
その後、親の離婚で中学二年生の時に稚内に戻りました。
親にはもっともらしい理由をつけて、稚内に戻ったのですが今振り替えると海の側での生活が懐かしく、其処で都市から離れ、思いっきり自由に自然に触れたかったのだと思います。
札幌に住んでいる間の小学三年生頃から母の薦めで、大学の登山部の方と沢山の山を登って参りました。
小学校高学年の頃にはもう、一緒に山登りを始めた友達と、北海道の山を二人だけで登っておりました。
幼稚園の頃に沢山躍りや演劇をやる、カットリック系の幼稚園だったこともあり人前で演じることが大好きな幼少時代でもありました。
札幌では母に体を鍛えるためと、朝早くからランニングもする毎日でした。
高校時代には合気道にも目覚め、このように畏れ多くも、合気道の第一人者にお手紙を出しましたら、なんとお越しになって指導をしてくれたことは今でも素晴らしい思い出であります。  その後、東京でアメリカンダンスマシーンのレッスンを受け、いずれは振り付けでお仕事をしたいと夢を描きながら、渡米しました。
本当に今考えると、ただのラッキーでブロードウェイの振り付け補佐の仕事も頂きましたが、今思うと一番公表したくないほどのレベルであります。


さて此処からが一番自分で大事にしている経歴です。
此れは北海道の大自然のなかで、無意識に育っていったものと今を、結びつけていく事になっていった重要なプロセスでもあります。
私はアメリカで大きな怪我をしました。
その回復過程で人体の不思議さを発見していきました。
其はそのまま脳と身体の関係性の不思議さでした。
其処で掴んだ内容に、解剖学を取り入れて約十年東京でバレエスタジオを開設致しました。
その後自身の体で掴んだ知識と指導方法を様々な分野で役立てたく、東京の別な場所にスタジオを移して、ボデイーワーク工房として新たなスタートを切りました。
此処ではダンサー、歌舞伎役者、お医者さん、お坊さん、お茶の先生、等の専門分野の方を始め、ご病気で歩行困難な方々にもお役立ていただくことができました。
その頃に農家の方に、疲れない体の使い方での農作業における、身体の使い方の指導を依頼され、二年ほど月一回で教えに行かせていただいた事がきっかけで、自然界の破壊に気付かされて行きました。

其処で東京を離れる決心をかためて、伊豆に移り住みました。
自給的なエネルギーを使った生活を実験、実践しながら、各地に指導に呼ばれ る一方で、地元では、身体を自然に扱うには、自然界を身体が掴まなくてはならないと、レッスンのフィールドを登山道のない山や、海にも移して様々な想像のもとにワークを開催させて頂きました。
その後余りにも自然破壊が進んで、湧き水さえもない、針葉樹の植林だらけの伊豆を離れたく、二年かけて日本中を周り!水の豊かな地を探しました。

ちょうどその頃から、ヨーロッパのコンテンポラリーバレエの指導で遠征先の韓国とヨーロッパにも呼ばれる機会を頂きました。
その時のヨーロッパのダンサーの哲学的知識と、動きとの関係性や日本の武術における身体の使い方等の質問攻めに、驚いたことを今でもハッキリと覚えています。
偶々ボデイーワーク工房の頃に、自分も日本の哲学での西田幾多郎や、ヨーロッパのレビーストロース、ミッシェルフーコー等を興味をもって勉強していたので救われました。
そのヨーロッパでの教えや古い町並みが美しく残る姿、それによって今の日本が失ってしまった様々を取り戻せとの直観がヨーロッパで働き、建てたばかりで六年しか住んでいない自然素材のそれなりに高価な家を、バブル後なので破格で手放し、水や野性動物や空気やいきると言う意味合いの本質がある、山形県限界集落里山にある、廃屋を買い求め引っ越してきました。

その生活のなかで、ユングが気付かれたこと、北米インデイアンやイヌイットが気付かれた事を自分も肌で感じ取れるように自分がドンドン変化していきました。
ヨーロッパでは、ずいぶん早くに汚染が起きるなか、自然界には本当に様々な対策を練られ、実行していらっしゃることに尊敬の想いを感じます。

私は震災前に様々なオルタナテイブな自然と経済と教育と福祉を繋げたロールモデルをこの東北で作り、全国に広げていきたかったんですが、自分の未熟さで、地震津波原発に追い越されてしまいました。
此れはヨーロッパに教えに言ったときに、此れから実現せざるおえない、アジア共同体に向けて、貴方はどう感じますか?
どのようなビジョンをお持ちですか?の質問に答えた事への実践でしたから、相当のショックを得ました。  

震災から一年半たち、この活動の失敗から多くを学び、私はその目標に向かう方法論をくまなく練り上げ、いよいよ七月から活動を開始致しました。
今思えば!北海道の漁師町に生まれたこと!
札幌で沢山登山をしてきたこと!
バレエやコンテンポラリーをそして武術をかじって来たこと!
ネイテイブインデイアンやイヌイットボリジーニ等の先住民族に強く引かれて来たこと!
其れを繋ぐ哲学に興味を抱いてきたこと!
其がわが日本には、当たり前にある身体言葉と言うもので、言葉を通して相当の昔から人を育て、自然を無意識に大切にしていたこと!
其れを実践したく此処までたどり着いたこと!
その時に長年わかることもできなく、忘れてもいた、ヨーロッパでは大人気の植芝盛平合気道開祖の一霊四魂三元八力と言うお言葉を身体でつかめたこと!
このように繋がっていたのだと思うのです。

最近知りましたがヴィトン様の故郷に近いスイスでは、1980年に既に原爆、原発放射能での汚染から、飲料水を守るために伏流水と同じシステムを地中に作り、レマンコの水を地下でキープしてらしたことに、頭が下がる思いでした。
又日本の宮大工同様に貴社では、バックの骨組みでお使いになられるポプラの木をキープされ、守るために山を所有されていることも知り、ヨーロッパ文化の懐の深さに感動しました。 そのような事に感動したからと言う思いだけで、駄目かも知れないと思いつつも、コンタクトをとろうと試みる私の潜在意識は残念ながら、私を閉じ込めることが出来ません。
唐突なお手紙を畠山さんに託しましたこと、どうかお許しくださいませ。

下記の内容が私が取り組もうとしている、イノベーションです。
例えば日本のルイヴィトンショップでの広報活動や気付きのワーク等の開催ご協力、日本の子供たちの底辺に再生したい生きる力を創作する、オルタナテイブな学校や其処に職人的な生き方をきちんと体得させる指導者が住まわれるヴィンテージピープルハウスと言う養老院や、七十年のミニ氷河期に向けての実験農場等の何かしかのご支援ご協力を求めて、お手紙を出させて頂きました。  
中々このように出してもお返事が来るとは信じがたいのですが、出さなければ来ることはないので、ご迷惑と思いつつも出させて頂きました。  


            私が日本で仕上げたい活動の精細   
      
       伏流水代行汲み上げご利用サポーターご協力依頼について
  (あえて日本で様々な団体や個人に働きかけている文章をそのまま送らせて頂きます。)

 朝の愛犬「花」との散歩で20メートル先に歩く、熊と遭遇しました。
何時もの散歩コースに突然巨大な獣道を発見。
「花」もピタッと立ち止まりました。
この活動に本気で取り組んだからこそ、三回も劇場に行ってしまったアニメ「狼子供の雨と雪」の中で感じた、私の中に住む雨と雪との出逢いがあります。
このビデオも同封させて頂きました。
そしてもうひとつ山形で素晴らしい絵本作家の方がおられます。ミュウジシャンでもあります。
名前は荒井良治さん。
作品は「宇宙たまご」です。
この方の絵本も同封させて頂きます。

この活動は人の善意や気持ちに訴えて広げて行くしかない活動です。
其れが「雪」の成長してからの悩みです。
此れはこの活動を思い付いた八年前から私のなかでの苦しみでした。
そうして山形に来て、野性動物の生活環境の荒廃に心を痛めて何かしないと、という気持ちはそのままに狼を選ぶ「雨」の成長でした。
この両輪が縄文土器のアシンメトリーな形なんだと、自分は解釈しています。
人と自然界に対決がなくなるのならば、人同士の対決もなくなっていくはず。
其れはヤッパリ、自然界との共存の体感無くして実現できないと思うのです。
其れが体の中にも脈々と流れる、水です。
内部に流れる水分だからこそ其れが豊かだと「水に流せる」優しさを、人間は持つことが出来るのだと思います。
その水が汚れていたら人の心も荒れます。
だから伏流水が大事だって思うのです。
昨日も記録映画アレクセイと泉を見ました。
何故あれだけチェルノブイリの側であの水だけは放射能に汚染されないのか。 どうしてそのお水を飲んできたアレクセイは、素晴らしく優しいタッチの洞察力を持っているのか。

最近の中国香港の尖閣諸島の事件。
大陸の平野部にはデトックス効果で気持ちを優しく育む伏流水は、皆無です。
其れがあの攻撃的な彼らをつくらせているのです。

だから体にとっても大地にとっても伏流水は基本です。
私たちが一歩踏み出して何れその国にも分け与える度量の深さがきっと求められるときが来ます。
その時に日本が豊かな水を武器に偉そうに振る舞ってはいけないのです。
だから今からわけあえるシステムを構築しないと、我々が石油欲しさに戦争を仕掛けた図式が立場を代えておき始めると私は活動を急いでいるのです。
もう二度と戦争は起こしてはいけない。

私はそもそも国でも個人でも、土地が所有されるという人間よりだけの定義には疑問を感じるからこそ、この家も「皆の家」と命名してきました。
もっともっと肚を、懐深く、広くして行かないと直ぐにイデオロギッシュな思考に自分も流されてしまいます。
だからこそ自分をしっかりと持っていなくてはならないと思います。

本当にどうにかしていかないと、国債発行しかない今の日本で、医療費が年間の国家予算を越えている現状で、この国を子供たちにそしてこの国の国土に住む全ての生命体に渡せないと、申し訳ないと本気で自分は思い心を痛めるのです。

決心しては揺らぎ、自信喪失してはどうにか立ち上がって七転び八起きして、更に七転び八転びしているうちに、弱小ものだけれども、この地球で日本の大地に住んで、当たり前にやることはこの大地をきちんと守ってやろうというシンプルなことでした。
自分の体をケア〜したりするんだから、その体が住むこの大地もケア〜しようと。

弱小な私が、体をはってやれることがおじちゃんが都市に住む家族のために山菜を送るように、代行で安全な伏流水をお届け出来ないかという事と其で生まれる余剰金で未来の大人を育てるオルタナテイブな学校とその方々を育てる、ご老人が住まうオルタナテイブな養老院併設ロールモデルの創出なのです。
心引かれ続けているアニメ「狼子供の雨と雪」
私の中に住む雨と雪がそうさせるのです。




        伏流水からの活動に賭ける私の想い

その1
伏流水で生まれた余剰金で(二千名から稼働開始)オルタナテイブな学校や養老院を支援するロールモデルを先ずこの山形から全国に向けて細やかでも一ヶ所創出すること  

その2
伏流水は(映画アレクセイと泉を見てください)放射能の影響が一番低く、生でも安心して飲める唯一の自然水です。薬草のフィルターを時間をかけて通過して、浄化されたミネラル豊富なお水を飲んでデトックスして優しくわけあえる人を増やすこと  
その3
そのお水で本当に五臓六腑が喜ぶ食卓を日本中の食卓に創ること  
その4
法改正をオルタナテイブな学校認可や原発停止同様に伏流水でも目指して、時代に合わせて市民で変えていける法体系を有する国に皆で育てていくことが出来る、一つの例を社会に示していくこと
その5
それによって海外のエビアンやボルビック同様に、日本の伏流水を生で販売できるシステムに仕上げて(お水販売会社エアーさんの増田社長のお力を借りて)その水は地産地消させ、売上の3分の1 は地元のオルタナテイブな学校や養老院に活動資金として活かしていけるシステムを創ること
その6
このロールモデルを全国に普及させて、地元の伏流水が地元の教育や福祉を支えるシステムを創り、地元が地元で考えて消費して役立てていく「思考」を育てていくこと
その7
伏流水が豊かではない地域には市場にのせない、今私がチャレンジしている形を更に精度をあげて、供給して支えてあげるシステムを構築させて、里山と都市に新たな絆のある繋がりを創ること それにより、会社の人材教育として固まった発想力のなさに刺激を与えたり、、都市の子供たちが、生きるための様々な技術を夏期冬期休暇で学び、普段からロシアやヨーロッパの様に、都市と田舎が密接に繋がり会う環境を整えて、震災などのときには、もうすかっり心繋がった地への疎開に通じるように、普段から人の繋がりを構築する機会を作り、育て上げこと。 それよって、都市ではこの田舎の産物を利用して差し上げ、一方で普段は早々通えない地での市民農園を、田舎側が管理し、採れた作物を送り届けるシステムの構築を目指すこと。
その8
その事で忘れがちな自然界の恩恵を何時も飲んでいる伏流水を通して身体で感じる「場」を子供たちに提供し、其処で感じてこられた地元の元職人から智恵を伝授させて貰える養老院に住まわれる「ヴィンテージピープル」の方々との、血縁を越えた繋がりの「場」を普段から当たり前に存在する形で提示すること 。 其処に学びに来る青年や子供がお年寄りを支え、彼らの知識と技術に学ぶ場を確立して、育てていくことで、孤独死のない社会を提示すること。
その9
其処で有るもので家を建てたり、気候変化あわせての実験農場運営や自然界での遊びを通して、変化に対応できる未来の大人を創出していくこと(ここに興味を抱いて頂くために八月から15名でスタートしました伏流水の活動で、市場優先社会の為に捨てざるおえない様々な資源でジャムや木酢液、炭等をおまけとして「自然界 伏流水からの贈り物」として同封させて頂いております)
その10
結果今の閉塞感を生む、二項対立の思考が停止した、全体を全体のままに考えて実行に移していける「nonイデオロギッシュ」な社会に熟成、発酵させながら近づいていけるきっかけになるモデルを構築して、子供たちに手渡してあげることで、此処まで膨らんでしまった国債による、未来の子供たちに丸投げしている借金に大人からの解決案の一つとして手渡していける例に仕上げて行くこと

私の想い

私は自然界を壊したくないことと、設備投資しなくても出来る見本を体と汗で示したく、あえてケイトラと労力のみで、例えば一万人サポーター達成時には一日一万リットルを汲み上げ、五リットルのガロンボトル四本に仕訳して、一日に五百個梱包して発送する方法を選びました。
片道20分の林道を10〜15往復します。
此れを二十日間続けて一万人にお届けします。
この方法の実行こそが私の想いです。

参加費 会費 年間一万円
先行投資 五リットルガロンボトル 八本(二年耐久可能)      
     使い捨てキャップ一年分 五十個      
     二年耐久可能段ボール 一個  以上の経費  五千円
送料は個人持ちです 
     因みに関東で月一回20リットルご利用場合
      月一回の往復送料×12ヶ月+会費一万円÷240リットル                       =1リットル¥160
             会員二千名達成時には、1リットル¥130 
             会員一万人達成時には、1リットル¥100
                      まで送料が安くできます。
 
映画ペイフォワードのように善意でのご協力行動、
お伝えしあって広げて頂けることを切に願います。ご協力宜しくお願い致します。
そして是非ともサポーターに参加されて、 伏流水を体に普段から取り込んで、体感してください。 此方も宜しくお願い致します。

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        sonzaiallstar@docomo.ne.jp
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連絡先  999−3722
        山形県東根市大字泉郷甲808 
          「ホルモン流儀」縄文百姓芸術団あらえびす 代表 東出融
     電話番号 0237−44−3288
          080−5139−6127