あらえびすブログ

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復興ビジネスの実態

おはようございます。

伏流水を飲んでご利用して頂くシステムから、生み出し支援していくオルタナテイブな学校や養老院を、是非とも日本に定着させたいと活動している今の僕に、知り合いから昨夜聞いた復興のビジネスにたかる、現場で起きている図式の現状には、改めて二極化している今の状況がハッキリと見えてしまい、皆で幸せになれるロールモデルを本気で成功させなくてはと改めて思わされました。

現在岩手の復興は、進んではいるものの、二度手間三度手間に思える作業進行が現実のようです。
まるで時間稼ぎするかのように作業が行われ、全ての作業が倍額で支払われているそうです。

土木関係素人には分かりづらいので具体例をあげます。
ユンボ(ショベルカー)のコンマ7というサイズがあります。
結構大きなユンボです。

普段は一日六万ぐらい。
其れが一日十四万で支払われています。
(そのわりに人件費にはあまり支払われていないそうですが。)

十トンダンプも普段は一日走らせて、二万五千円位の支払いだそうですが
この復興では五万から六万が支払われています。

そのわりに仕事ははかどらず、無駄に思える行程でどう考えても本当にもう一度使える土地にしたいかさえも疑うような牛歩の進行具合。

凄いやり手の会社は百台のユンボをかき集め、トラック百台もかき集め、いつ終わるのかも、どこに向かって作業が進行しているのかも解らない、復興と呼ばれるビジネスで、重機だけがグルグルと回り続けて一年半休みなく稼働しているそうです。

金額に直して見るとユンボだけで一日1400万、トラックは600万。

例えば設計図のない住宅建設現場で、何に使うかも解らない穴を開けたり、埋めたりしながら何日も作業されて基礎工事修了しましたと請求書が来る。
しかしそこに鉄筋で住宅造るか、木造で造るかも決まっていない。
そのような例えと同じものが、国という大きさで現実に稼働しているのです。
税金を使いまくり、癒着している何名かにはお金がプールされて、不況だし取り合えず見た目、動かせるものは動かして、結果は一つも復興してなくてもお金は動く事でも保つGDP
同時に壊せば良かった前の住居の土台を(勿論そこには以前テレビで放送していたように、敷地の本当の面積が解らなく、測量をやりながらという建前上の理由はありますが)あえて残して整地する。そしてそこに再度重機を運んで土台撤去する。

さてもう一度金額に戻しますよ。
ユンボとトラックで一日で二千万。(此れはあくまでも一つの建設会社ですよ。)
休みなくフル稼働ですから一ヶ月六億円。
一年半で百八億円。
これが何社も、其処でビジネスが生まれるから、いついて仕事をしている。
皆大した手当ては貰えない中で、二ヶ月三ヶ月家族と離れ、狭い家で共同生活。
職人気質の人達は矛盾を感じながらも不況のなか、辞めるわけにもいかない。
地元に戻っても仕事がない。
会社にしたらウハウハ。
不況の時期にラッキーにも起きた震災。
だから働き手は山ほどいるから、仕事に正義感を持っていらっしゃるような職人気質の方は、税金と言えども無駄がないように使おうとされる。
其れを黙って抱えているとストレスになるので、勇気を持って公共や会社に提案する。
嫌なら代わりはなんぼでもいるから辞めていいよ。
此れが会社の回答。

この縦割りの無駄が起きるシステムでこのままやっていくと、後十年はかかるらしい。
よくある公共事業ですから年末の予算消化の道路工事と同じ。
まだ高度経済成長ならば仕事を与えるためにでも仕方がないけれども、今はもうまるっきり違うはず。
十年後この会社は七百二十億円を売り上げている。(あくまでも一社ですよ)

そうして津波の方々の国の土地買い取り金額は坪一万円。
五十坪の土地で五十万円。
これでどうやって次の家を持てるのでしょうか。
ゼネコンには其処まで資金が回り、実際の被災者には坪単価一万。
これ誰が見てもおかしいでしょう。
そしてその資金は結果国債ですよ。
何で未来の子供たちがゼネコンを支えないとならないのでしょうか。

もしも予測通り首都圏や東南海地震が来たら、もう見せかけで回すお金がないから、何にも出来なくて、結果海外の国の力を借りて、裏では取引が行われ助けてくれた国の利益に繋がる何かが動いて、其でどうにか国民にも他国にも体裁を取り繕う。

東京、名古屋の瓦礫処理は五十年はかかると思うと彼は言ってました。
大体あれだけの高層の様々な瓦礫を何処に持っていくのでしょうか?
勿論首都高速は崩れます。
その中でどうやって復興するの?

僕は訴えます。
賢くなろうよ。
もう自分達で考えてしっかり行動おこそうよ。

苛めや加害者で子供たちを追い込み
放射能で子供たちを追い込み
彼らに復興のつけを背負わせ
これで子供は日本愛せますか?

僕のプランはゼネコンにも及びませんが
お水を確保して、本当の教育を世に創出させて
いたわり助け合い幸せを感じる老後のモデルは提示できます。

皆さん一日ペットボトルで200円は使っているはずです。
其れを1リットル160円のお水を応援していただき、
自分達の老後と子供たちの未來に繋がるロールモデルを創れるならば
決して参加できない額ではないはずです。
未だに義援金でさえも宙に浮いています。
だから伏流水代行汲み上げから成立するロールモデル製作に
本気で参加していただきたいのです。

どうか宜しくお願い致します。








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